どうも、岩崎です。
やる気が続かないことってありますよね。私も写真を撮るとき、最初は「よし、いいのを撮るぞ!」と気合い十分なのに、思ったように撮れなかったり、アイデアが浮かばなかったりすると、だんだん気持ちが乗らなくなってくることがあります。
でも、そんなときでも夢中になってシャッターを切り続けられるときもある。なぜか? それは、やる気が生まれる仕組みを知っているからです。
今回は、脳科学的に「やる気をコントロールする方法」について、写真と絡めながら話していきます。

やる気が続かないのは脳の仕組みのせい?
やる気を左右するのは、脳の「報酬系」という部分です。この報酬系が刺激されると、「ドーパミン」という物質が分泌され、気持ちが前向きになり、集中力が高まります。
例えば、写真を撮っているとき、「いい写真が撮れた!」と感じると、すごく嬉しくなりますよね。それは、脳が「これ、いいね!」と判断し、ドーパミンが分泌されるからです。
逆に、なかなかいい写真が撮れなかったり、SNSで思ったような反応が得られなかったりすると、報酬系がうまく働かず、やる気が減ってしまいます。
では、どうすればやる気を持続させられるのでしょうか?
1. 小さな成功体験を積み重ねる
やる気が続かない最大の理由は、「成功体験が少ないから」。
例えば、写真を撮るときに「最高の1枚を撮らなきゃ」と思うと、ハードルが高すぎてしんどくなります。でも、「今日は光の使い方を試してみよう」とか「1日1枚は納得いく写真を撮ろう」くらいの目標なら、達成しやすい。
小さな成功体験を積み重ねることで、脳は「やればできるじゃん!」と学習し、やる気が持続しやすくなります。
2. 報酬を設定する
写真を撮ることが楽しくても、ずっと続けるのはなかなか難しい。
だから、何かしらの「報酬」を自分に設定するのも有効です。
例えば、「10枚撮れたらお気に入りのカフェでコーヒーを飲む」「今日はこのテーマで撮影できたら、新しいレンズを買う」といった感じ。
報酬があると、脳が「これをやれば良いことがある」と学習し、やる気が続きやすくなります。
3. 楽しさを優先する
やる気が続かない理由の一つに、「やらなきゃいけない」というプレッシャーがある。
でも、写真って本来楽しいものですよね? だから、「楽しむこと」を最優先にするのも大切。
例えば、あえて撮影テーマを「自由に撮る」にしてみたり、撮影場所を変えて気分をリフレッシュしたり、好きな写真家の作品を見てインスピレーションを得たり。
自分にとって楽しい状態を作ることで、自然とやる気も湧いてくるものです。
まとめ
やる気をコントロールするには、「小さな成功体験を積む」「報酬を設定する」「楽しさを優先する」ことが大事。
写真も仕事も、やる気が続かないときは、「どうすれば楽しくできるか?」を考えるのがポイントです。
「うまく撮れないな」と思ったら、とりあえずシャッターを切る。「気が乗らないな」と思ったら、撮影場所を変えてみる。
やる気は待っていても湧いてきません。だからこそ、「やる気を生む仕組み」を作ることが、継続するコツなんです。
どれか一つでも試して、写真も仕事も楽しんでみてください。
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