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価格を下げると、信用まで下がる話

どうも岩崎です。

売れないとき、ついやっちゃいがちなのが「値下げ」ですよね。

「ちょっと安くすれば…来てくれるかも」
「今月は売上が足りないから、割引キャンペーンしようかな…」

気持ちはわかります。私も昔そう思ってました。

でもですね、価格を下げるって、一見“優しさ”のようで、実はけっこう大きなリスクを抱えてるんですよ。

それが、“信用が下がる”ってことです。一部を除いては…

「安い=親切」じゃないんです

たとえば、ある日いきなり大幅割引されてたら、

「え?こんなに安くなるってことは、前の価格はなんだったの?」

って思いません?

もしくは、

「この人、売れてないのかな…」って心配されたり、
「とりあえず安いから行ってみるか」って“安さ目当てのお客さん”ばかりになることも。

一時的に反応は増えるかもしれないけど、

「本当に価値を感じて来てくれた人」は、むしろ離れてしまうことが多いです。

値引きは“感情”に影響する

人って、価格そのものよりも「その価格にどんな意味があるか」で感情が動きます。

  • 高くても、納得して払うと「大事に使おう」と思う
  • 安すぎると、「どうせ安物だろう」と雑に扱う

これ、無意識に起きてます。

つまり、値引きをするときって、単に数字が変わるだけじゃなくて、

「お客さんがその商品やサービスを見る目」が変わっちゃうってことなんですよね。

安さで選ばれた時点で、次はもっと安い誰かと比べられる

たとえば、あなたが整体をやってるとして、

「初回980円!」で来た人って、次にもっと安いの別の店が出てきたらどうするか。

「もっと安いとこあるじゃん」で、そっちに流れちゃう可能性が高い。

つまり、“安さ”をウリにしちゃうと、安さでしか選ばれなくなるんです。

でも本当は、

  • 「ここじゃないとダメ」
  • 「この人の手じゃないと安心できない」

って思ってもらいたいですよね?

それなら、価格じゃなくて“価値”で伝えなきゃいけない。

「高いからこそ信頼できる」こともある

私は広告の仕事でいろんな方の価格設計を見てきましたが、

「安いから売れる」は幻想です。

むしろ「ちゃんと価値を伝えて、それに見合った価格で売る方が、結果的に信頼も継続も得られる」ことがほとんど。

高いものでも、納得して買ってもらえれば、リピートも紹介も自然と生まれます。

だから大事なのは、

「値段を下げる」じゃなくて「価値が伝わるようにする」

ことなんです。

価格じゃなくて“信頼”で選ばれるように

価格を下げるのって、正直ラクなんです。

でも、それを繰り返すと、お客さんの目には「安売りしかできない人」に映ってしまう。

仕事としてやるなら、信頼される伝え方をした方が、長い目で見て絶対にプラスです。

だからもし今、「ちょっと売れてないな…」と思ったときこそ、

“値段を下げる前に、価値の伝え方を見直す”

これ、ちょっと思い出してもらえたら嬉しいです。

ではまた。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。