どうも、岩崎です。
先日、とある中小企業の社長さんが相談に来られたんです。
この社長さん、ビジネスを始めた頃は順調で、売上もどんどん伸びていたんです。新商品も次々にヒットして、特に大口の取引先との取引が上手くいっていたので、「これなら安心だ」と思っていたみたいです。
ところが、ある日その大口の取引先から突然キャンセルが入ったんです。それだけでなく、他の取引先からも注文が減り、気がつけば売上がガタ落ちしてしまったんです。「一体どうしてこんなことに…」と悩んだ社長さんは、私に相談してきました。
「一生懸命やってきたのに、なぜこうなったんだろう?」と。
そこで私は言いました。「一度の成功に満足しちゃダメなんですよ。価値っていうのは、お金じゃなくて、たとえお金を失ったとしても残るものが本当の価値なんです。今、売上だけを追いかけていて、本当に大切な価値を育てていなかったんじゃないですか?」と。
社長さんはそこで気づいたんです。「うちは確かに良い商品を作ってきたけど、取引先やお客さんとの信頼をしっかり作り上げていなかった…」と。そこで彼は、売上だけを追いかけるのではなく、お客さんに対して長期的な価値を提供することが大切だと再認識しました。
それから社長さんは、製品の品質向上やアフターサービスの充実を図り、取引先との信頼を取り戻すための行動を取り始めました。従業員にも「どうやってお客さんに価値を提供していくかを常に考えよう」と呼びかけ、みんなで改善を進めたんです。
その結果、取引先からの信頼も戻り、新しいお客さんも増えてきました。ここで社長さんは気づいたんです。「価値を築くっていうのは、一度の成功じゃなくて、持続的に信頼関係を育てていくことなんだな」って。

だから、価値を伝え続けることが大事
この話、写真にも当てはまります。一度良い写真を見せただけで、それがずっと価値を伝えてくれるわけじゃないんです。写真は商品の魅力や価値を伝える「最初の接点」になります。でも、その写真を一回見せて終わりでは、お客さんに本当の価値は伝わらないんですよね。
「じゃあ、どうすれば良いの?」
じゃあどうやって、写真を見せ続ければ良いのか?ここで重要なのは、このポイントです。
1. 写真で価値を伝える
写真はただ綺麗に撮れば良いというものではなく、その商品やサービスの特長や魅力をしっかりと伝えるものにする必要があります。お客さんが一目見て「これだ!」と思う写真を見せることで、商品やサービスの価値を感じてもらえるんです。
ま、ここが難しいですけどね。
2. 継続的に写真を見せる
一度、商品写真を見せて終わりではなく、定期的にお客さんの目に触れる機会を作り続けることが大切です。SNSや広告、DMを通じて、写真を継続的に見せることで、お客さんの中に商品の印象が強く残り、信頼が深まります。
3. ターゲットに合った写真を使う
全ての写真が同じように効果を発揮するわけではありません。お客さんの反応を見ながら、ターゲットに合った写真を選び出し、それを見せ続けることが大切です。ABテストを活用して、最も効果的な写真を選び、常に改善していく必要があります。
写真を通じて、価値と魅力を伝えよう
写真は単なるビジュアルではなく、顧客に価値を伝え、信頼を築くための重要なツールです。だから、一度良い写真が撮れたからといって安心せず、写真を見せ続けて価値を提供することが大切です。これができれば、商品やサービスの魅力が顧客にしっかりと伝わり、長期的に信頼を築くことができます。
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