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AIDCAの法則とは?セールスライティングに使える5つのステップ

どうも、岩崎です。

実は私、日常的にロクシタンのハンドクリームを愛用しています。しっとりとした使い心地と上品な香りが魅力的で、ずっと手放せないんですよね。

そんなある日、「ロクシタン ハンドクリーム」と検索していたら、ロクシタンのキャンペーン広告が目に飛び込んできました。何気なくクリックしてみると、その広告が心にスッと入ってきたんです。

これがまさに、AIDCAの法則がうまく使われている例だと感じました。

AIDCAの法則は、セールスコピーやマーケティングメッセージを効果的に構築するための5つのステップから成り立っています。

この法則を理解し、使いこなすことで、お客さんの心を動かし、行動に導くセールスライティングが作れるようになります。では、早速AIDCAの5つのステップを見ていきましょう。

1. Attention(注意) – まずは目に留まる

まず、何よりも大事なのはお客さんの注意を引くこと。

ロクシタンの広告では、「目覚めるたび、凛と咲くハリツヤ肌」というキャッチフレーズと、女優の波瑠さんの美しいビジュアルでお客さんの目を引きます。

たった一瞬で「これは何だろう?」と思わせる強いインパクトが重要です。

注意を引く方法

  • キャッチコピー:「たった1週間で肌の透明感を取り戻す方法、知りたくありませんか?」のように、短くインパクトのある言葉を使います。
  • ビジュアル:商品の魅力を引き立てる写真や動画で視覚的にアプローチ。
  • 疑問文:相手が「自分に関係あるかも」と感じる問いかけをする。

現代は情報で溢れていますから、まずは注意を引かなければ始まりません。

ロクシタンの広告は、キャッチフレーズとビジュアルでこのステップをクリアしています。

2. Interest(興味) – 商品の特徴で興味を引く

注意を引いたら次は興味をかき立てます。

ロクシタンの広告では、「肌のストレスサイクルに着目」や「抗酸化力のあるイモーテルエッセンシャルオイル配合」といった、製品の特徴やこだわりを具体的に伝えています。

こうした情報によって、「この商品、何だか良さそう!」と感じるように興味を引き出すわけです。

興味を持たせる方法

  • 商品の特徴:「天然由来成分100%」や「敏感肌にも優しい処方」など、ユニークなポイントを伝える。
  • ベネフィット:使うことで得られる具体的なメリットを示す。
  • 専門性の提示:専門家の意見やデータを使い、信頼感を高める。

興味を引くことができれば、お客さんは「これは自分にとって価値があるかも」と考え始めます。ロクシタンの広告は、独自の成分や効能を強調し、興味を持たせることに成功しています。

3. Desire(欲求) – 欲しい!という気持ちを引き出す

興味を持たせたら、次はお客さんの「欲しい!」という感情を引き出します。ロクシタンの広告では、「使うほど強い肌へ」「未来のエイジング不安からも解放」といったフレーズで、お客さんの心に火をつける工夫をしています。さらに、「限定発売の50mLサイズが定番化」という希少性を強調して、今すぐ手に入れたいという気持ちを煽ります。

欲求を引き出す方法

  • ビフォーアフター:使用前と後の変化を見せる。
  • 顧客の声:実際に使った人の感想や成功例を紹介。
  • 希少性:限定商品や期間限定の特典を強調する。

ここで欲求をしっかり引き出せれば、お客さんは「自分もこれを手に入れたい」と思い始めます。

ロクシタンの広告では、使うほどに肌が美しくなるというメッセージを伝えることで、この欲求を上手く刺激しています。

4. Conviction(確信) – お客さんの背中を押す

欲求を引き出しただけでは、お客さんはまだ行動に移りません。そこで、次に必要なのが「確信」です。ロクシタンの広告では、「美容誌などのベストコスメ受賞数」や「高品質なオーガニックイモーテルを使用」などの実績を示して、商品の信頼性を高めています。これにより、お客さんは「試してみても損はない」と感じ、購入の一歩を踏み出しやすくなるのです。

確信を持たせる方法

  • 根拠の提示:科学的データや専門家のコメントを使って商品の信頼性を高める。
  • 保証:返金保証やアフターサポートを明示し、リスクを軽減する。
  • 購入者の実績:多くの人が購入し、満足している事実を伝える。

ロクシタンの広告では、商品に関する信頼性をしっかり伝えることで、お客さんに確信を持たせています。

5. Action(行動) – 最後のひと押し

最後に、お客さんに行動を促すことが重要です。ロクシタンの広告では、公式サイトへのリンクや購入方法を明示し、「今すぐ購入したい」という気持ちを後押ししています。

具体的な行動を促すメッセージがあることで、お客さんは迷わず次のステップに進めるのです。

行動を促す方法

  • 明確なCTA(Call to Action):「今すぐこちらからご購入ください!」と具体的に示す。
  • 緊急性:「数量限定」「期間限定」など、今すぐ行動しないと損をする心理を刺激する。
  • シンプルな手続き:購入フローを簡潔にして、迷いをなくす。

AIDCAの法則を無視するとどうなるか?

AIDCAの法則を無視してしまうと、商品の魅力が伝わらず、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性が高まります。例えば、注意を引けなければ広告はスルーされ、興味を持たせなければ内容に関心を持たれません。欲求が生まれなければ購買意欲が湧かず、確信を持たせなければ「試す価値があるかどうか」迷わせてしまいます。そして最後に、行動を促さなければお客さんは一歩を踏み出すことなく、購入のタイミングを逃してしまうでしょう。

ロクシタンの広告は、AIDCAの法則をしっかり取り入れた良い例です。まず、目に留まるキャッチフレーズとビジュアルで注意を引き、製品の特徴や効能で興味を持たせます。そして、具体的なメリットを伝え、実績や信頼性を示すことで欲求と確信を引き出し、最後に「今すぐ行動できる」環境を整えています。

あなたもぜひ、このAIDCAの法則を意識してセールスライティングを行ってみてください。読者に寄り添い、共感を呼び起こすことで、自然と行動に繋がるコピーが生まれるはずです。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。

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