どうも、岩崎です。
今回は、ビジネスを成功させるために、避けては通れない「情報の届け方」についてお話ししたいと思います。
あなたが一生懸命作ったSNS投稿、どれくらいの人に届いていると思いますか?
実は、多くのプラットフォームで企業アカウントの投稿がフォロワー全体に届く割合は、わずか5%〜10%程度と言われています。
つまり、100人のフォロワーがいたとしても、その投稿を目にするのはたったの10人に満たないこともあるんです。
これが、いわゆる“アルゴリズムの壁”です。
でも、ここで諦める必要はありません。
むしろ、この状況だからこそ、“アルゴリズムに振り回されない”新しいマーケティング方法を考える時なのかもしれません。
実際のデータから考える
こちらの調査データをご覧ください。

フォロワー数やつながり数を増やすために企業が実施している施策(複数回答可)
- 投稿頻度を増やす(47.1%)
- ハッシュタグを効果的に使う(35.3%)
- キャンペーンを実施する(34.0%)
多くの企業が、こうした施策に取り組んでいます。
特に「投稿頻度を増やす」は最も多い手法ですが、これは本質的な解決策ではありません。
投稿頻度を増やしても、質が下がればフォロワーの関心を失う可能性がありますし、アルゴリズムに埋もれてしまえば結果は変わりません。
お客さんに直接届ける方法の有効性
アルゴリズムに頼らず、お客さんに情報を直接届ける方法として注目すべきなのが、ダイレクトメッセージ(DM)やメールマーケティングです。
例えば、メールアドレスを収集して、100人のお客さんにメールを送った場合、その全員が受け取ることが可能です。SNSのようにアルゴリズムの影響を受けることがないため、確実に届けることができます。
この直接的なアプローチの強みを活かすには、次のポイントを意識しましょう。
データが示すDMの有効性
こちらのデータをご覧ください。

この調査結果では、1回あたりに送信するDMの件数として、「11~15件」と回答した企業が最も多く31.6%を占めています。次いで「16~20件」が18.4%、「31件以上」が17.7%となっています。
注目すべきは、多くの企業が少数のターゲットにフォーカスして、パーソナライズされたコミュニケーションを行っている点です。
DMやメールを活用する際の3つのポイント
1. ターゲットを絞る
- 全員に同じ内容を送るのではなく、特定のペルソナに合わせたメッセージを作成します。
- 例えば、過去に商品を購入したお客さんや、興味を示した人に絞り込む。
2. パーソナライズを徹底する
- 送るメッセージは、相手の名前や具体的な興味を反映させた内容にします。
- 「先日〇〇をご覧いただき、ありがとうございます。」といった一言を加えるだけで、信頼感が大きく変わります。
3. 行動を促す具体的な指示
- メールやDMを見た後、何をしてほしいのかを明確に伝えます。
- 例:「こちらのリンクから詳細をご覧ください」、「このキャンペーンは〇月〇日までです!」。
SNSと直接的な手段をどう使い分けるべきか
ここで重要なのは、SNSもDMも使い方次第でどちらも強力なツールになり得るということです。
SNSは、リーチ数を増やし、認知度を上げるのに効果的ですが、どうしても「タイミング」や「アルゴリズム」に依存してしまいます。
一方、DMやメールは、個別に届けられるため、特定のお客さんとの関係性を深めるのに適しています。
両者の特徴を理解し、SNSで認知を拡大しつつ、DMやメールでフォローアップを行うという流れを構築することが理想的です。
成果を最大化するための考え方
最も重要なのは、マーケティングの軸を「あなたのビジネス」や「お客さんのタイミング」に置くことです。
例えば、お客さんが「欲しい」と思ったタイミングで、あなたの商品やサービスを提案できる環境を整える。これが成功の鍵です。
- SNS投稿だけに頼るのではなく、DMやメールも活用する
- お客さんの行動を分析し、必要な情報を必要なタイミングで届ける
これらのステップを繰り返すことで、アルゴリズムに左右されない、安定したマーケティングが可能になります。
まとめ
アルゴリズムに踊らされるのではなく、あなたのビジネスにとって本当に必要な方法を見つけましょう。そして、SNSやDMを組み合わせて、お客さんのタイミングに合わせた情報提供を心がけること。
まずは、100件のメールアドレスやDMリストを作成することから始めてみてはいかがでしょうか?
ではまた!
P.S.まずは、お客さんを思い浮かべて、「この人にとって何が必要だろう?」と考えるところから始めてみてください。
メール配信を活用するのも良い方法です。
ただ、「メルマガ登録してね」だけでは誰も登録してくれません。
あなた自身が「これなら登録する」と思うオファーを考えてみましょう!
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