どうも、岩崎です。
今日は、「コントロールできないものに依存していると、ビジネスが危なくなる」という話です。
最近、「SNSや広告に頼りすぎていて不安」という相談をよくいただきます。特に、集客や売上をSNSや無料プラットフォームに頼っていると、仕様変更やアルゴリズムに振り回されてしまうことが少なくありません。
アルゴリズムに振り回されるリスク
例えば、InstagramやFacebookで一生懸命投稿しているのに、急に「いいね!」や閲覧数が激減した、なんて経験はありませんか?最近もInstagramで仕様変更が話題になり、「投稿のリーチが全然伸びない」と嘆く経営者が増えていました。
これはSNSを主要な集客手段にしている人にとって、かなりのダメージです。プラットフォーム側の仕様が変わるだけで、せっかくの努力が台無しになることもあります。
これって、あなたの努力が悪いわけじゃないんです。ただ、コントロールできないものに依存しているのが問題なんですね。
ツールに頼らず、自分の仕組みを持つ
ここで考えてほしいのは、SNSや広告はあくまで「ツールの一つ」であって、「それに頼り切らない仕組み」をどう作るか、ということ。
例えば、こんな方法はどうでしょう?
• ウェブサイトを構築する
SNSはアルゴリズムの影響を受けやすいですが、自社サイトなら自由にコントロール可能です。SEOやコンテンツマーケティングを活用し、検索から安定的に集客する基盤を整えましょう。
• メールリストを活用する
メールアドレスを集めて直接的なコミュニケーションを取る仕組みを作れば、プラットフォームの変化に左右されません。ニュースレターや限定オファーを送るなど、お客さんとのつながりを強化できます。
• リアルなつながりを作る
イベントやセミナー、直接会う機会を作ることで、オンラインでは伝えきれない価値を提供できます。特に高単価の商品を扱っている場合、対面での信頼構築は強力です。
経営者が鍛えるべき「地力」とは?
ここで大事なのが、「地力」を鍛えること。地力とは、外部のツールや流行に左右されない、本質的な力のことです。
具体的にはこんな力を意識してください
• お客さんを動かす力
どんな手段を使っても、お客さんに「行きたい」「買いたい」と思ってもらえるコミュニケーション力を磨く。商品の価値やストーリーをしっかり伝えられるかどうかが重要です。
• 長期的に活用できる資産を作る力
例えば、メールリストや自社サイト、顧客データベースなどは、一度作れば長期間にわたって活用できます。SNSのようにすぐ消えてしまう投稿ではなく、時間をかけて積み上げられる資産を意識しましょう。
• 数字を正しく分析する力
売上や顧客行動をデータで把握し、次の戦略に生かす。広告やSNS投稿の結果を感覚ではなく数字で評価できれば、適切な方向修正が可能になります。
リスクを減らし、安心感のある経営を目指そう
最後に、コントロールできないものに頼り切らない安心感を持つことが、経営の安定につながります。
例えば、広告やSNSを突然使えなくなったとしても、別の集客経路や収益源がある状態を作っておけば、どんな状況でも柔軟に対応できます。
- ウェブサイトで安定的に新規客を集める。
- メールでリピート客を確保する。
- リアルな関係性で高単価の商品を売る。
これらを地道に積み上げておくことで、外部要因に振り回される不安から解放されます。
経営の主導権を取り戻そう
経営者として、自分のビジネスの主導権をしっかり握ることが大切です。SNSや広告を使うのはもちろん良いですが、それに依存しすぎず、「自分の力で安定して成果を出せる仕組み」を作ることを目指しましょう。
最後に一つ、あなたに聞きたいことがあります。「今、あなたのビジネスはどれだけ自分のコントロール下にありますか?」。この問いに答えることで、これからの方向性が見えてくるはずです。
それではまた!
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