この記事の要点
- アルツハイマー型認知症は、脳の中に異常なたんぱく質がたまっていき、少しずつ進みやすいです。
- 血管性認知症は、脳梗塞や血流低下など血管のトラブルで起こり、症状が段差的に悪化しやすいです。
- 高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、どちらにも関係しやすいので、今の生活習慣がかなり大事です。
どうも岩崎です。
認知症って、一つの病気の名前みたいに聞こえますよね。
でも実際には、認知症にもいくつか種類があります。
しかも、原因も違えば、進み方も少し違うんですよね。
今日はその中でも、日本で特に多い二つ、アルツハイマー型認知症と血管性認知症の違いを整理してみます。
アルツハイマー型は、脳に老廃物がたまっていく感じです
まずアルツハイマー型認知症ですが、これはざっくり言うと、脳の中にいらないものが少しずつたまっていく病気なんですよね。
脳の中に異常なたんぱく質がたまっていって、それが神経細胞の働きをじわじわ邪魔していく。なので、最初はほんの小さな変化から始まります。
最初は、ちょっと忘れっぽいかな、くらいなんですよ。でも、それがゆっくりゆっくり進んでいく。
だから、このタイプは「気づいた時には少し進んでいた」ということが起きやすいんですね。
進み方は、坂道を少しずつ下る感じです
アルツハイマー型の特徴は、進み方がわりとゆるやかなことです。
急にガクッと悪くなるというより、少しずつ、少しずつ変わっていく。
なので、毎日一緒にいる家族ほど気づきにくいこともあります。昨日と今日ではそんなに違わないですからね。でも半年、一年と振り返ると、あれ、だいぶ変わったな、となることがある。
写真でたとえると、フィルムにじわじわカビが広がっていく感じに少し近いです。最初は小さい。でも放っておくと、気づいた時には広がっている。そんなイメージですね。
血管性認知症は、脳の血流トラブルが原因です
一方で血管性認知症は、脳の血管のトラブルで起こります。
脳梗塞とか脳出血とか、そういう血流の問題ですね。血がうまく流れなくなると、その場所の脳細胞がダメージを受ける。すると、その場所の機能が落ちるわけです。
なので、アルツハイマー型みたいに脳全体がじわじわ変わる感じとは、ちょっと違うんですよね。
進み方は、階段みたいになりやすいです
血管性認知症のわかりやすい特徴は、進み方です。
これ、坂道というより階段なんですよね。
脳梗塞みたいな発作が起きるたびに、ガクッと下がる。そのあと少し落ち着く。また何か起きると、もう一段下がる。そんなふうに進みやすいです。
なので、「急に変わった感じがする」とか、「この時を境に悪くなった」という印象が出やすいのは、血管性の方なんですね。
血管性は、できることとできないことの差が出やすいです
血管性認知症って、傷んだ場所によって症状が変わるんです。
なので、かなりまだらになりやすいんですよね。
これならできるのに、これは急に難しい。昔のことはよく覚えているのに、最近のことが弱い。計算はできるのに、段取りが組めない。そういう差が出やすいです。
同じ認知症でも、全部が一様に落ちるわけではない、というのがここで見えやすいと思います。
ただ、現実にはきれいに分かれないことも多いです
ここも大事なんですが、実際にはアルツハイマー型と血管性がきれいに分かれないこともあります。
両方の要素が重なっている、いわゆる混合型みたいなこともあるんですよね。
なので、記事としては違いを整理していますが、現実にはもう少し複雑です。ただ、基本の違いを知っておくと見え方はかなり変わります。
結局、今の生活習慣がかなり大事です
この二つは原因が違います。でも、共通して関係してくるものがあります。
それが、高血圧とか糖尿病とか、そういう生活習慣病なんですよね。
血管に負担がかかれば、血管性認知症のリスクは当然上がりますし、そういう状態はアルツハイマー型のリスクとも無関係ではないと言われています。
なので、結局のところ、適度に動く、食べすぎない、ちゃんと寝る、血圧や血糖を放置しない。このへんの当たり前が、あとから効いてくるわけです。
認知症って高齢になってから急に始まるものに見えますが、土台はもっと前から作られているんですよね。
認知症にも種類があります。アルツハイマー型と血管性の違い
アルツハイマー型認知症は、脳に異常なたんぱく質が少しずつたまり、ゆるやかに進んでいくタイプです。
血管性認知症は、脳梗塞や血流低下など、血管のトラブルで起こりやすく、症状が階段みたいに悪化することがあります。
同じ認知症でも、原因も進み方も少し違うんですよね。
ただ、どちらにも今の生活習慣が関わりやすい。だからこそ、予防の話は結局、毎日の積み重ねに戻ってくるわけです。
10年後、20年後の脳を作っているのは、今の生活です。ここはやっぱり無視できないですね。
それでは。
よくある質問
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アルツハイマー型と血管性認知症の一番大きな違いは何ですか?
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原因と進み方です。アルツハイマー型は脳内の異常なたんぱく質が関わりやすく、ゆるやかに進みます。血管性は血流トラブルが関係し、段差的に悪化しやすいです。
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血管性認知症は予防できますか?
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血圧や血糖、体重、運動不足など、血管に関わるリスクを整えることがかなり大事です。完全に防げるとは言い切れませんが、今の生活習慣はかなり影響します。
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アルツハイマー型は気づきにくいのですか?
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気づきにくいことがあります。進み方がゆるやかなので、毎日見ている人ほど変化を感じにくいことがあります。
P.S.
フィルム写真をやっていた頃、現像してみて初めて、あ、露出が少しずつズレていたな、と気づくことがありました。撮っている瞬間にはわかりにくいんですよね。アルツハイマー型の、気づいた時には少し進んでいる、という話を聞くと、あの感覚を思い出します。だからこそ、今の生活習慣が大事なんだと思うわけです。
