不安がある人」の方が、むしろ行動できるって知ってました?

どうも、岩崎です。

私の防湿庫には、いまだに現像していないフィルムが何本か眠っています。

「どんな写真が撮れてるんだろう?」とワクワクしながらも、 「もしかしてピント外れてたかも…」なんて、ちょっと不安もある。

特に、構図をあえて崩して撮ったものや、光の状態がギリギリだったカットなんかは、 現像してみないとどう写ってるかわからない分、不安が倍増します(笑)。

でもね、これって最近思うんですよ。 実はすごく大事な感覚なんじゃないかって。

“不安がある”って、つまり「やろうとしてる」ってこと

不安って、ついネガティブに思われがちですけど、 実は「挑戦しようとしてるからこそ」出てくる感情なんですよね。

何も感じないことに対しては、不安も起きません。

たとえば、新しい売上の伸ばし方を試そうとしてるとき。 「効果あるかな?」「ムダにならないかな?」って不安になるのは、 ちゃんと真剣に考えてる証拠だと思うんです。

不安っていうのは、「これ、失敗したらどうしよう…」っていう思考のブレーキじゃなくて、 「これ、本気でやろうとしてるんだよね」っていうサインだと思うんです。

写真展をやった時も、不安だらけでした(笑)

私も初めて写真展をやった時なんか、 「お客さん来なかったらどうしよう」「誰にも見てもらえなかったらどうしよう」って、 めちゃくちゃ不安でした。

でも同時に、ポスター作って、会場押さえて、DM送って…って、 行動は着々と進んでたんですよね。

頭のどこかでは「本当にやるのか?」って葛藤してるんだけど、 手はもう準備をしているっていう、不思議な状態でした。

でも今振り返ると、あの不安って、 「それだけ本気だった」ってことだったんだと思います。

不安がゼロのときって、多分そこまで真剣じゃないですからね。

不安を“消す”より、“付き合う”

ここがすごく大事だと思ってるんですが、 不安って、無理やりなくそうとすると逆効果なんですよ。

「こんな不安、感じちゃダメだ」って思えば思うほど、 余計に気になって止まっちゃう。

だったら、「あ、不安ってことは、それだけ大事なことなんだな」って、 ちょっと受け入れてみる方が自然なんじゃないかと。

そのうえで、「じゃあ今できる一歩って何だろう?」って考える。 小さくても、半歩でもいい。 その一歩を踏み出すことが、前に進むきっかけになります。

不安は“行動のスタート合図”

結論から言うと、不安があるってことは、 「あなたは今、動こうとしている」っていうサインです。

大事なのは、その不安を責めるんじゃなくて、 「ああ、自分にとって大事なことなんだな」と受け止めること。

現像していないフィルムみたいに、 中身がどうなってるかわからないけど、 そこには“撮った事実”と“記録”が残ってる。

それって、価値のあることなんですよね。

あなたの今の不安も、きっとその先の何かに繋がってるはずです。

ではまた。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。