血管が固くなると、思考もにぶる?動脈硬化と高血圧が脳にじわじわ効いてくる話

どうも、岩崎です。

「最近、なんか言葉が出てこないなあ…」

「ちょっと前のことが、妙に思い出しにくい」

そんなこと、ありませんか?

年齢のせいかなって思いがちなんですけど、

もしかしたらそれ、脳じゃなくて血管のせいかもしれません。

というのも、最近の研究で、動脈硬化と高血圧のセットが、脳の働きに影響してるってことが分かってきたんです。

動脈硬化ってなんだっけ?

あらためて簡単に説明すると、

動脈硬化は血管が硬くなって、血液の流れが悪くなる状態のこと。

ちょっとずつ進むので、最初は何の自覚もない。

でもある日いきなり、心臓や脳の血管が詰まったり、破裂したりしてしまう。

そうなると命に関わってくるんですよね。

で、この動脈硬化を悪化させるのが高血圧。

血液が常に高い圧で流れてると、それだけ血管にダメージが蓄積されていくわけです。

つまり、高血圧+動脈硬化は、血管にとってダブルパンチ。

しかも、これが脳の働きにも地味に悪さをすることがわかってきたんです。

血管が固くなると、脳に血が届かなくなる?

アメリカの研究チームが、

高齢者を対象にした複数のデータをもとに調べたところ、

動脈硬化が進んでいる高血圧の人は、脳への血流が下がって、認知機能も下がる傾向があると結論づけました。

つまり、「もの忘れが増える」とか「集中できない」っていうのは、

脳の老化だけじゃなくて、血の巡りの悪さも関係してるってことなんです。

言ってみれば、脳が酸素不足の状態でフル回転させられてるようなもの。

そりゃあ調子も悪くなるわけです。

仕事のパフォーマンスにも、静かに効いてくる

ここからちょっと仕事の話ですけど、

最近ミスが増えたとか、考えがまとまりにくいとか、

なんとなく頭のキレが鈍ってきた感じがしてるなら…

それ、もしかしたら生活習慣の積み重ねが、血管に出てるサインかもしれません。

実際、健康診断で「血圧高めですね」って言われてる人、めちゃくちゃ多いと思います。

私の周りにもたくさんいます。

でも、血管って黙って傷んでいくんですよね。

静かに、でも確実に。

血管を守ることは、脳を守ること

じゃあどうすればいいのかっていうと、

これはもう、昔ながらの王道が効くそうです。

  • 1日30分の軽い運動(ウォーキングでもOK)
  • 塩分や油っこいものを控える
  • お酒をほどほどに
  • トランス脂肪酸(加工お菓子とか)を減らす

要するに、血管に優しい暮らしをすることが、結果的に脳を守るって話なんです。

仕事のキレも、ひらめきも、冷静な判断力も。

全部、ちゃんと血が巡ってる状態じゃないと働かない。

そしてその血を運んでくれるのが、日々の食事と運動なんですね。

P.S.

最近、健康診断の数値を見るたびに、

「これはきっと、冷凍チャーハンのせいだな…」と心の中で思ってます。

手軽でうまくてつい食べちゃうんですけど、

あれ、たぶん私の血管には悪さしてる気がしてならない(笑)

まあでも、チャーハンをやめるのは無理なので、

そのぶん、少し歩くとかストレッチするとか、帳尻を合わせる方向で生きてます。

完璧じゃなくていいから、

ちょっと気にする。ちょっと変える。

それくらいが、続けられる距離感だなと思ってます。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。