価値をちゃんと伝えるためのメッセージ基本パターン

どうも岩崎です。

先日、夜にスーパーへ行ったときに、見切り品コーナーでお弁当がきれいに並んでいたんですよね。

なんだか、順番通りに並んでるだけで「ちゃんとしてる感」が伝わってきて、つい手に取りたくなったんです。

これ、配信でも同じで、並び順が整ってると、それだけでちゃんとした印象になるんですよ。

なんか妙に記憶に残ったんですよね。

その人、めちゃくちゃスムーズに値引きされてて、「流れわかってる人だなー」って思ったんです。

これってLINEやメールの配信でも一緒で、「ちゃんと順番を知ってる人」は、反応がまるで違うんですよ。

配信は何を伝えるかよりどう並べるかが大事

配信って、つい「何を伝えるか」に意識がいきがちですが、それ以上に大事なのは「どんな順番で伝えるか」。

どれだけいい話でも、最初にいきなり売り込んだら読まれませんし、逆にお客さんが知りたいことが途中にあっても、その前で離脱されてたら意味がない。

だから配信は並び順がすべて。

ここが整うと、毎回の発信がめちゃくちゃラクになります。

自動配信は「設計図」になる

LINEやメールは、自動配信を組んでしまえば、寝てても勝手に届けてくれます。

私はこれを「小さな設計図」だと思っていて。

読者に知ってほしいこと、安心してもらいたいこと、興味を持ってもらいたい話を、ちゃんと順番に並べておけば、勝手に信頼が育つ流れができます。

で、しかも一度作れば、相手が100人でも1000人でも同じように伝えてくれる。

だから、最初に並び順をちゃんと整えるのが大事なんです。

配信の基本構成は5ステップで考える

いろんな仕事があるので一概には言えませんが、よくある配信パターンはこんな流れです:

  1. 自己紹介(どんな人間で、どんな思いを持ってやってるか)
  2. 価値観や考え方(この人と価値観合いそうだな、と思ってもらう)
  3. 共感と課題の提示(お客さんの悩みに寄り添って「わかってくれてる」感を出す)
  4. 実例や体験談(「本当に良さそう」って思ってもらう)
  5. 自然な提案(「よかったら、こちらどうぞ」くらいの軽さで)

この順番が整ってると、押し売りっぽさがなくなって、反応が自然とついてきます。

逆に、この順番がグチャグチャだと、「なんか違和感あるな…」で終わることも多いです。

私が昔やらかしたダメ構成

昔、勢いで配信を始めたとき、いきなり「こんなサービスあります!」って送っちゃったことがあって(笑)

そしたら当然、誰からも返信も反応もなくて…

そのあとで「いや、誰も私のこと知らんのに、いきなり勧められてもな」って気づいたんですよね。

ちゃんと「この人どんな人?」「信頼できそう?」「それって私に関係ある?」っていう順番を踏まないと、そもそも届かない。

だから今は、自己紹介→価値観→共感→体験→提案、という順番を意識して組んでます。

写真で言えば「ストーリーフォト」の順番

これ、写真で言えばストーリーフォトと同じ。

旅行写真でも、「まずは目的地の看板」「それから観光地」「最後に一緒に食べたご飯」と並べると、自然に見てる人も流れが追えますよね。

でもいきなり「焼肉どーん!」みたいな写真から始まると、「え、どこ行ったの?誰と?」ってなる。

配信も同じで、情報の順番を整えるだけで、伝わる空気が一気に変わるんです。

感覚が整えばテンプレなんて要らない

もちろん、テンプレート的な構成もあります。

「共感→価値→ストーリー→提案」みたいな型ですね。

でも、実際に大事なのは「これを読んだ人はどう感じるか?」っていう感覚です。

テンプレを知るのはいいけど、それ以上に「ちゃんと伝えたい人の頭の中を想像する」ってことがいちばん大切。

で、それを整えるのに写真を使うのもアリです。

たとえば、自己紹介の配信に1枚「こんな人です」って写真があるだけで、読み手の印象は一気に変わりますから。

ではまた。

P.S.

ちなみに最近、レトルトのカレーを温めてたら、ルーだけ用意してご飯がなかったんです(笑)

冷蔵庫見た瞬間「やっちまったな…」と。

で、これって配信も一緒で、「伝えたい話(ルー)」だけ先に決まってて、「流れ(ごはん)」がないと、結局ちゃんと届かない。

だから、配信もカレーも、ちゃんと下ごしらえが大事なんです。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。