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エステサロンの魅力を引き出す!お客様の「安心感」を伝える写真の撮り方

どうも、岩崎です。

先日、エステサロンを経営するクライアントさんと話していたときのことです。

「広告に使う写真をどうすればいいかわからなくて…」というお悩みを聞きました。高級感を伝える写真はたくさん使っているのに、なかなか新規のお客様の来店に結びつかないとのこと。

そこで私は、「社会的証明の原理を活かしてみましょう」とアドバイスしました。

お客様が実際に施術を受けている様子や、リラックスしている表情を写真に収めてみることを提案したんです。初めは「えっ、そんな写真で本当に効果が出るの?」と半信半疑の様子でしたが、試してもらうことにしました。

社会的証明の原理とは?

人は他者の行動を見て、自分の行動を決める傾向があります。これが、社会的証明の原理です。特にエステサロンのようなサービスでは、「他の人もここで施術を受けているなら安心だ」と感じてもらうことがとても大切です。

広告写真で高級感を演出することも重要ですが、それだけでは「自分がここでどんな体験ができるのか」が伝わりにくいのです。そこで、実際のお客様の利用シーンを写真に収めて広告に取り入れることで、見た人に安心感と共感を生み出すことができます。

リアルなシーンの演出が効果的

そこでクライアントさんにお願いして、サロンに通っている常連のお客様に協力してもらいました。施術中のリラックスした表情や、施術後の満足そうな笑顔を撮影してみたんです。その写真を広告に使ったところ、想像以上の反応がありました。

「こんな風にリラックスできるんだ」「ここなら安心して施術を受けられそう」と、お客様からの問い合わせが一気に増えたんです。

これが、社会的証明の力です。

写真で実際の利用シーンを見せることで、見た人は「自分もこのサロンで同じ体験をしたい」と思うようになります。

大事なのは、その場のリアルな雰囲気をそのまま伝えること。過度な演出をせず、自然な表情やシーンを切り取ることで、見た人の共感を引き出します。写真を通して、サロンの雰囲気やお客様の満足感を伝えることができるんです。

他の心理効果との組み合わせ

この社会的証明の原理と一緒に、他の心理効果を取り入れるとさらに効果的です。例えば、感情を誘発する写真を加えること。お客様が施術後に満足そうな笑顔を見せている写真を広告に載せると、見た人は「私もこんな風にリフレッシュしたい」と思いやすくなります。

また、エステサロンでは特に、口コミやお客様の声を合わせて伝えると効果的です。もちろん、口コミ自体を広告に載せるのではなく、写真の中でその雰囲気を表現することがポイントです。

成功例と失敗例

このエステサロンでは、お客様のリアルな施術シーンを写真で見せたことで、新規のお客様が増加し、予約が埋まるようになりました。実際の利用者の姿を見せることで、「他の人もここに通っているなら安心だ」と感じてもらえたんです。まさに社会的証明の効果を実感できた事例でした。

一方で、失敗例もあります。過去に無理やり口コミだけを強調した広告写真を使ったとき、かえって不自然さを感じさせてしまい、見た人に疑念を抱かせてしまったことがあったんです。大切なのは、写真に自然さやリアルな雰囲気を持たせること。

「作られた感」が出てしまうと、せっかくの商品の魅力が伝わらなくなります。

まとめ

社会的証明の原理を活かした写真は、商品の信頼感や価値を視覚的に伝えるための強力な手法です。エステサロンのようなサービス業では、実際のお客様のリラックスした表情や利用シーンを見せることで、「他の人もここでこんなに満足しているんだ」と感じてもらえます。

その際、ポイントは自然な雰囲気を演出すること。過度な演出や無理に口コミを強調するのではなく、リアルなシーンを切り取って見せることで、見た人に共感と安心感を与えることができます。

クライアントさんのエステサロンでも、写真を通じてお客様のリアルな姿を伝えることで、たくさんの新規のお客様を迎え入れることができました。次回撮影する機会がありましたら、この社会的証明の原理を意識してみてくださいね。きっと、今までと違う反応が得られるはずです。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。

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