この記事の要点
- 仕事が終わらない原因は、能力不足ではなく集中力を使う場所を間違えている場合があります。
- 脳は同時に多くの判断をするのが苦手なので、重要な仕事ほど良い状態で取り組むことが大切です。
- 優先順位は「結果への影響」「期限」「判断力が必要か」の3つで考えると整理しやすくなります。
どうも岩崎です。
今日は脳のパフォーマンスを最大化する、タスクの優先順位のつけ方についてです。
仕事が終わらないと聞くと、「もっと頑張らないと」と考える人は多いと思います。
でも、実際には努力不足ではなく、集中力を使う場所を間違えているだけということも多いんですよね。
例えば、朝一番の頭が一番働く時間にメール返信をして、夕方の疲れた状態で重要な企画や判断をしている。
もちろんメール返信も必要な仕事です。
でも、人間の脳は1日の中で使える集中力に限りがあります。
だからこそ、「何をやるか」だけではなく、「どこに自分の力を使うか」を考えることが大切なんです。
脳は一度に複数の判断をするのが苦手
前回もお話ししましたが、人間の脳はマルチタスクが得意ではありません。
複数の仕事を同時に進めているように感じても、実際には脳が高速で切り替えているだけです。
この切り替えには、思っている以上にエネルギーを使います。
例えば、文章を書いている途中にメールを確認し、そのあと電話対応をして、また文章に戻る。
作業時間だけを見ると、それほど長くないように感じます。
でも実際には、毎回「今何を考えていたか」を思い出す作業が発生しています。
この小さなロスが積み重なることで、気づいたら一日が終わっている状態になるんですよね。
優先順位は「何を先にするか」ではなく「何に集中力を使うか」
では、どの仕事から手をつければいいのか。
私が優先順位を考える時に見るポイントは3つあります。
1つ目は「結果への影響」です。
その仕事をすることで、売上や品質、相手への印象にどれだけ影響するのか。
時間がかかる仕事だから重要なのではなく、結果を変える仕事ほど優先するべきです。
2つ目は「期限」です。
重要な仕事でも、半年後でいいものと、今日対応しなければ問題になるものでは優先順位が変わります。
3つ目は「判断力が必要か」です。
考える力が必要な仕事は、疲れてからやるほど質が落ちます。
だから、自分の頭が一番働く時間に持ってくることが大切です。
一番重要な仕事を、一番良い状態でやる
よくある失敗は、簡単な仕事から片付けてしまうことです。
メール返信や細かい確認作業を終わらせると、「今日は仕事を進めた」という感覚になります。
でも、本当に価値を生む仕事が後回しになっていたら、結果として大切な部分に時間を使えていません。
大切なのは、たくさん処理することではなく、価値を生む判断に集中することです。
これはAIを使う時も同じです。
単純な整理や検索はAIに任せて、人間は方向性を決めたり、最終判断をしたりする。
これからは、自分の時間をどこに使うかが、さらに重要になってくると思います。
撮影でも、一番大切な判断に集中する
私も撮影の現場では、その日一番失敗できないカットから撮るようにしています。
写真の仕事は、ただシャッターを押しているわけではありません。
光を見る、構図を決める、相手の表情を読む。
その瞬間にたくさんの判断をしています。
だから、簡単なカットを先に終わらせて疲れた状態で重要な撮影をするより、一番集中できる状態で一番大切な判断をした方が良い結果になります。
仕事も同じで、全部を同じ力で頑張る必要はありません。
限られた集中力を、本当に価値を生む場所へ使うことが大切なんですよね。
今日やる仕事を書き出して、「これは本当に自分が一番良い状態でやるべき仕事なのか」を一度考えてみてください。
それでは!
よくある質問
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簡単な仕事から片付ける方が気持ちは楽なのですが、ダメですか?
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もちろん簡単な仕事を処理することも必要です。ただ、それで一番重要な仕事に使う集中力がなくなるなら、本来の目的とは逆になってしまいます。重要な仕事を先に終わらせてから細かい作業を処理する方が、結果的に楽になることが多いです。
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予定外の仕事が入った時はどうすればいいですか?
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予定外の仕事が入ること自体は問題ありません。ただ、すぐ対応してしまうと重要な仕事が後回しになります。一度タスク全体を見直して、本当に優先するべきか判断することが大切です。
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自分が集中できる時間帯がわかりません。
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数日間、自分がどの時間帯に考えやすいかを観察してみてください。午前中が得意な人もいれば、午後に集中できる人もいます。大切なのは一般論ではなく、自分の状態に合わせることです。
P.S.
写真も仕事も、全部に同じ力を使うことはできません。だからこそ「どこに力を使うか」を決めることが大切なんですよね。限られた時間の中で価値を作るという意味では、撮影も仕事の進め方も同じだと思っています。
