どうも、岩崎です。
「忙しいのに成果が出ない」って、よくある話ですよね。
頑張ってるのに、気づけば時間ばかり過ぎて、思ったように進まない。
で、「もっと頑張らなきゃ」と気合を入れるものの、やっぱり同じことの繰り返し。
これ、脳の仕組みを知れば解決できるかもしれません。
今日は「忙しいのに成果が出ない」理由と、その解決策について話していきます。

なぜ頑張ってるのに成果が出ないのか?
多くの人が「時間を増やせば成果も増える」と思いがちですが、
実は、時間の使い方が悪いと、いくら長時間働いても結果にはつながりません。
特に影響が大きいのが マルチタスク です。
「いろんな仕事を同時に進められれば、効率も上がる」
と思ってる人も多いですが、実際は逆。
脳は本来、一度に一つのことに集中するのが得意。
マルチタスクをすると、脳は切り替え作業にエネルギーを使いすぎて、
結果的にどれも中途半端になりやすいんです。
例えば、メールを打ちながら会議に出て、同時にチャットの返信をする。
これ、頭がめちゃくちゃ疲れるし、終わってみたら
「あれ?結局何も進んでない…」ってことになりがち。
では、どうすればいいのか?
シングルタスクで集中する
マルチタスクがダメなら、シングルタスク に切り替える。
つまり、一つずつ集中して片付ける。
例えば、
- メールチェックは1日2回にまとめる
- 30分〜1時間ごとにタスクを区切る
- スマホの通知を切る
こんな感じで「今やること」を一つに絞るだけでも、
作業スピードが上がって、成果につながりやすくなります。
アイゼンハワーマトリクスで優先順位を決める
「やることが多すぎて、どれから手をつければいいかわからない」
という人は、アイゼンハワーマトリクス を試してみるといいです。
アイゼンハワーマトリクスとは?
これは、第34代アメリカ大統領のドワイト・D・アイゼンハワーが実践していたタスク管理法で、やるべきことを 「重要度」と「緊急度」 の2軸で分類します。
これは、タスクを 「緊急×重要」 の4つのマトリクスに分けて整理する方法。
緊急 | 緊急でない | |
---|---|---|
重要 | ① 今すぐやるべきこと | ② 計画的に進めること |
重要でない | ③ できればやる | ④ やらなくてもいい |
それぞれの領域の特徴と対応策
① 重要かつ緊急(今すぐやるべきこと)
→ 仕事の締切やクレーム対応など。放置すると大きな問題になるので最優先で処理。
② 重要だが緊急でない(計画的に進めること)
→ 長期的な成果につながる業務(学習・戦略・人間関係構築など)。この領域に時間を使える人ほど成果が出る。
③ 重要ではないが緊急(できればやる)
→ 他人からの急な依頼や電話対応など。可能なら誰かに任せるか、効率化を検討。
④ 重要でも緊急でもない(やらなくてもいい)
→ 何となく見てしまうSNSや、無意味な会議など。この領域を減らすだけで時間の余裕が生まれる。
要するに、「本当に成果が出ることは、②の領域にある」ということなんです。
多くの人は ①と③に追われがち ですが、大事なのは ②を優先して確保すること です。
時間を確保するために、
- 緊急だけど重要でないもの(③)は減らす
- 緊急でも重要でもないもの(④)はやめる
この意識を持つだけで、かなり時間を有効に使えるようになります。
決断疲れを減らす
人は1日に決断できる回数が限られています。
朝から晩まで「何をやるべきか?」を考えていると、
どんどん脳が疲れて、最後には「もう何も考えたくない…」状態に。
これを防ぐには、ルーティン化 するのが効果的です。
例えば、
- 朝はメールチェックをしない
- 毎日、同じ時間にタスクの計画を立てる
- 仕事の合間に必ず5分休憩を入れる
こうすると、余計な決断を減らせるので、
大事なことにエネルギーを使えるようになります。
まとめ
「忙しいのに成果が出ない」という人は、
- マルチタスクをやめて、一つずつ集中する
- アイゼンハワーマトリクスで、優先順位をつける
- ルーティン化して、決断疲れを減らす
このどれかでもいいので、試してみると良いです。
仕事の進め方をちょっと変えるだけで、
「時間をかけても結果が出ない状態」から抜け出せるはず。
まずは、シングルタスクを意識するところから始めてみてください。
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