どうも岩崎です。
写真でもよくあるんですが、パッと見きれいでも、伝えたいことが何も写っていない…ってやつ、ありますよね?
リーフレットもそれと同じで、「なんかいい感じ」では反応が取れません。
というわけで今回は、「せっかく配ったのに、なぜ反応がないのか?」について話します。
結論から言うと、リーフレットの目的があいまいだからです。
たとえば「おしゃれなデザインで雰囲気を伝えたい」という気持ち、めちゃくちゃわかります。でも、雰囲気でモノは売れません。
どんな人に、どんな行動をしてもらいたいのか? そこをはっきりさせておかないと、せっかく印刷しても「ふーん」で終わります。
では、反応が取れるリーフレットは何が違うのか?

お客さんの“今の気持ち”に寄り添ってるか?
「見込み客」とかいうと難しく感じますが、要は「今ちょっと気になってるけど、まだ行動していない人」のこと。
例えば、腰が痛くて整体を探している人でも、「どこがいいかわからない」「いきなり行くのは怖い」と思っている段階です。
そこで、いきなり「初回割引!」だけを見せられても、「うーん…他にもあるしな」とスルーされてしまいます。
大事なのは、「このお店、私のことわかってるかも」と感じてもらうことです。
そのためには、
「朝起きると腰が痛い方へ」 「湿布だけでごまかしてませんか?」 「まだ病院に行くほどではないけど…という方へ」
こんな言葉があるだけで、グッと刺さり方が変わります。
つまり、ターゲットの“今の心の声”に寄り添っているか?
これがあるかないかで、反応率はまったく違ってきます。
写真も“いい感じ”じゃダメ
写真もリーフレットでは大事な要素です。
でも、ここで「なんとなく雰囲気のいい外観」だけ載せてしまうと、見た人は「あ、きれいなお店だな」で終わり。
たとえば私がやっている写真教室で言うなら、
・撮影風景を載せる ・講座の中で笑顔で話してるシーン ・実際の作品とその使い方(展示やプレゼントなど)
こういう“リアルな瞬間”があるだけで、「あ、自分もやってみたいな」と思えるんです。
これ、リーフレットでも同じです。
“未来を想像させる写真”を使うこと。
おしゃれな雰囲気じゃなくて、「自分ごと化」できるか?が大事です。
「来てね!」だけじゃ人は動かない
「店舗の情報と地図を載せて、あとは自由に来てください」
これは、言うなれば「撮影した写真を現像せずに放置してる」のと一緒です。
せっかく配っても、何も起きない。そりゃそうですよね。
お客さんにとって、「行く理由」がないんです。
だからこそ、
- 今だけ〇〇プレゼント
- 初回来店で無料体験付き
- LINE登録で限定動画配信
など、「行く理由」を用意しましょう。
しかも、その導線をちゃんと明記する。
「このQRコードを読み込んで、メッセージ送ってください」 「この画面を見せるだけでOK」
迷わせない工夫が必要です。
まとめ
結局、リーフレットで反応を取るには、
- お客さんの今の悩みや不安に寄り添うこと
- 未来が想像できる写真を使うこと
- はっきりと「どう行動してほしいか」を書くこと
この3つです。
デザインやキャッチコピーも大事ですが、土台がズレてたら何を盛っても届きません。
写真もそうですよね。
「構図や加工テクニックよりも、何を伝えたいか?」が大事。
伝わるリーフレットも、伝わる写真と同じ。
誰に、どんな感情を持ってもらって、どう行動してもらいたいか。
それを、ちゃんと考えて作ること。
これができれば、反応率は自然と上がっていきますよ。
ではまた。
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