どうも、岩崎です。
「最近、なんだか物忘れが増えてきた…大丈夫かな?」
そんな不安を抱えたことがある方も多いかもしれません。私も年齢を重ねるにつれて、記憶力に自信が持てなくなる瞬間がありますよね。でも、すぐに認知症かどうか判断するのは難しい。もっと早く気づけたらいいのに、と思ったことはありませんか?
実は、血液検査で認知症の早期発見ができる可能性があるとしたらどうでしょう?
最近の研究によると、特定のアミノ酸や代謝物のパターンが認知機能の低下と関連していることがわかってきたんです。
血液中のアミノ酸と認知機能の関係
東北大学の研究チームが約3,000人の高齢者を対象に行った調査では、血液中の代謝物パターンが認知機能の状態と密接に関わっていることが確認されました。
具体的には、「ロイシン」「イソロイシン」などの必須アミノ酸や、「グルタミン」「セリン」といった非必須アミノ酸が多く含まれる人ほど、認知機能の低下が少ないという結果が出たんです。
アミノ酸はたんぱく質を構成する成分で、私たちの体には欠かせないものです。特に必須アミノ酸は体内で作り出すことができないため、食事から摂取するしかありません。
肉、魚、大豆、卵など、たんぱく質豊富な食品を日々の食事に取り入れることで、認知機能の維持に役立つ可能性があるんです。
食事と認知機能の維持
年齢を重ねると、どうしてもたんぱく質が不足しがちになります。だからこそ、高たんぱくな食事を意識することが大切です。肉や魚、大豆製品、卵などを積極的に取り入れることで、脳の働きが衰えるのを防ぐ手助けができるかもしれません。
血液検査で認知症の早期発見が可能に?
この研究結果から、血液検査を使った認知症の早期発見が、近い将来実現するかもしれないと言われています。
定期的な血液検査によって、リスクを早めに察知し、必要な対策をとることができれば、認知症の進行を防ぐ新しい選択肢が生まれるでしょう。
日々の食事や運動に加えて、血液検査による予防という新たなアプローチにも注目していきたいですね。将来的には、もっと手軽に認知症のリスクを確認できる時代がやってくるかもしれません。
参考
東北メディカル・メガバンク機構の研究では、約3,000人を対象に血液中の代謝物と認知機能の関連を調査しました。その結果、必須アミノ酸を多く含むグループは認知機能低下者の割合が低く、ケトン体を多く含むグループは逆に高いことがわかりました。
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