人は一貫性を守ろうとする。小さなYESから始める話

この記事の要点

  • 人は一度YESと言うと、その後も一貫した行動を取りやすくなります。
  • いきなり買ってくださいより、小さなYESを積み重ねる方が自然に前に進みやすいです。
  • アンケート、無料診断、LINE登録、スタンプ返信のような小さな参加でも、次の行動へのハードルは下がります。

どうも岩崎です。

無料診断はこちら、とか、まずはLINE登録から、とか、アンケートに答えてください、とか。こういう導線、よく見ますよね。

なんとなく誘導されているような気もするんですが、気づいたら登録していた、みたいなことって普通にあります。

これ、偶然じゃないんですよね。人間の一貫性を守ろうとする性質を使った設計です。

今日はその話をします。

人は一度YESと言うと、その流れを守りたくなります

一度YESと言うと、次もYESと言いやすくなる。

これは心理学で、コミットメントと一貫性の原理なんて言われたりします。人は、自分の過去の行動や発言と矛盾しないように動こうとするんですよね。

たとえば、街頭署名に一度サインした人は、その後の関連する活動への参加を断りにくくなります。さっき署名したんだから、という感覚が働くからです。

ビジネスでも同じです。一度無料で試してみようかなと思ってLINE登録した人は、登録したんだから読んでみようかな、せっかくだから相談してみようかな、という流れに進みやすくなります。

つまり、最初の小さなYESが、その後の行動の土台になるわけです。

いきなり買ってくださいは、やっぱり重いです

なので、いきなり買ってくださいより、小さなYESから始める方が自然なんですよね。

最初から大きな決断を求めるのって、まだ信頼関係ができていない相手に、結婚してくださいと言うようなものです。そりゃ重いです。

でも、ちょっと話を聞いてみる、とか、診断してみる、とか、アンケートに答えてみる、とか、そのくらいなら動きやすい。

そして一度動くと、その次の一歩も踏み出しやすくなります。

  • 無料診断に答えてもらう
  • 結果を受け取るためにLINE登録してもらう
  • 配信を読んでもらう
  • 個別相談に来てもらう
  • 購入してもらう

この流れですね。

いきなり最後の大きなYESを取りに行くより、入口を小さくして、一歩ずつ進んでもらう方が、結果として成約率は上がりやすいです。

アンケートや診断が強いのは、参加した感覚が生まれるからです

アンケートや無料診断が強いのは、単に情報が取れるからだけじゃないです。

あなたは今、こういうことで悩んでいますか、と聞かれて、はい、と答える。その瞬間に、自分はこのテーマに関係ある人なんだ、という認識が生まれるんですよね。

そうすると、その後に出てくる提案が、ただの売り込みではなく、自分に関係ある話として入りやすくなります。

つまり、自分で悩んでいると認めたのだから、その解決策を聞くのも自然だよね、という流れになるわけです。

これはかなり大きいです。

小さな参加でも、次の行動へのハードルは下がります

もう一つ大事なのは、小さなYESを取ると、この人のコンテンツに参加している感覚が生まれることです。

一度でもアンケートに答えたり、コメントしたり、スタンプを押したりすると、自分はこの場に少し関わっている、という感覚が出てきます。

そうなると離脱しにくくなるし、次のアクションへのハードルも下がります。

LINEのスタンプ1つでも、アンケートの回答1つでも、それは立派な小さなYESなんですよね。

いきなり大きな行動を求めるより、まず参加してもらうことを優先する。この発想の方が、長い目で見ると強いです。

人は一貫性を守ろうとする。小さなYESから始める話

人は、一度自分で動いたことに対して、一貫した行動を取りたくなります。

だからこそ、いきなり大きな決断を求めるより、まず小さなYESを取る方が自然なんですよね。

無料診断でも、アンケートでも、LINE登録でも、スタンプ返信でもいいです。まず一歩参加してもらう。その小さな行動が、次の行動の土台になります。

いきなり売るのではなく、まず関わってもらう。たぶん、この順番の方が無理がないし、信頼にもつながると思うわけです。

良い週末を。

よくある質問

なぜ小さなYESがそんなに大事なのですか?

人は一度自分が取った行動と矛盾しないように動きやすいからです。小さなYESがあると、その後の行動への心理的ハードルが下がります。

最初から購入を案内するのはダメですか?

ダメではありませんが、信頼関係が薄い段階だと重くなりやすいです。まずは小さく参加してもらう入口を作った方が、結果として前に進みやすいことが多いです。

小さなYESにはどんなものがありますか?

無料診断、アンケート回答、LINE登録、スタンプ返信、コメント、資料請求などです。大きな決断ではないけれど、参加した感覚が生まれるものが向いています。

P.S.

まずは無料で撮らせてください、という小さなYESから始まった仕事が、その後長い付き合いになることって結構あります。小さく始まった関係の方が、変な無理がないので、結果として長続きしやすいんですよね。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。