SNSやSEOに力を入れる前に必要な「土台作り」の話

どうも、岩崎です。

最近、建築設計を行っている方が相談に来ました。「SNSやSEOに力を入れているけど、思ったより集客できなくて…」と少し落ち込んだ様子でした。

彼が抱えていた悩みを聞いて、まず気づいたのは、SNSやSEOを使う前に、もっと基本的なことがあるんじゃないかということです。

まずは、土台をしっかり整えないと、集客は難しいんですね。

自分の強みを知っているか?

「まず、1,000文字でプロフィールを書いてみるといいよ」と提案しました。クライアントは最初、「そんなの意味があるの?」と疑問を持っていましたが、こう続けました。「自分の強みがしっかり言葉になっていないと、他の人にも伝わらないよ。」

実際、彼が抱えていた悩みは、自己理解が不足していることから来ていました。自分の建築設計の魅力を把握できていないため、どんなクライアントにどんな価値を提供できるかがぼやけてしまっていたんです。

プロフィール作成がもたらす変化

「じゃあ、1,000文字書いてみるよ」と彼は言いました。数日後、彼が書いたプロフィールを見せてもらったところ、やっぱり情報が少なくて、他の建築家との差別化もできていませんでした。「これじゃあ、もう少し具体的に掘り下げないと伝わらないよ」とアドバイスしました。

このとき、彼に考えてもらったのは、実際にクライアントにどんな体験を提供できるのか。たとえば、「エコデザインに特化した住宅」や「地域の気候に合わせた設計」といった具体的な価値を打ち出すことが大事なんです。

業界外の意見がもたらす新たな視点

その後、「業界外の友人や知人にも意見を聞いてみたら?」と提案しました。すると、彼の友人たちからは驚きの声が上がりました。「この建築家、ただ家を建てるだけじゃなくて、ライフスタイルを提案しているんだね!」と。

こういったフィードバックを受けることで、クライアントは自分の事業に対する見方が変わりました。「素人の意見を聞くことで、こんなに価値があるとは思わなかった。自分の強みが見えてきた気がする」と言っていました。

土台があってこその集客

最終的に、彼は整理したプロフィールをもとにSNSやSEOの施策を進めていきました。自分の強みをしっかり言葉にできたことで、SNSでの発信もより効果的になったんです。土台が整っていたからこそ、集客の流れがスムーズになり、リピート客も増えていきました。

まずは「1,000文字でプロフィール作成」

SNSやSEOを活用する前に、まず「評価される土台」を作ることが重要です。その土台がしっかりしていれば、集客の効果も何倍にもなるんです。まずは、あなたの魅力を1,000文字で整理してみてください。それが次のステップへの大きな一歩になりますよ。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。