なぜ“商品説明”は読まれないのか?伝わらないコピーの意外な落とし穴

どうも、岩崎です。

「これ、ちゃんと説明してるのに、なんで伝わらないんだろう?」

そう思ったこと、ありませんか?

たとえば商品の特徴を一生懸命並べて、「高品質です!」「低価格です!」「安心の保証付きです!」って書いたとしても、まったく反応がない。読んでくれているのに、買ってくれない。よくある話です。

でも、これって実は「伝え方」の問題じゃないんですよね。

説明しても読まれないのはなぜ?

結論から言うと、お客さんは“正しい情報”じゃなく、“自分ごと”になる情報に反応するんです。

つまり、「伝える」ことよりも、「伝わる」ことの方が何倍も大事。

たとえば、「天然成分で肌にやさしい」って書いても、お客さんは「それが自分にどう関係あるの?」って思ってるわけです。

でも、「毎年、季節の変わり目に肌が荒れて困っていた方が、これを使ってピタッと収まった」って言われると、「あ、私のことかも」となる。

この違い、わかりますよね?

感情の引き金がないコピーはスルーされる

人は“理解”よりも“共感”で動く生き物です。

いくらデータやスペックを並べても、「自分に関係ある」と思えなければ、反応してくれません。

写真で言うと、「この構図が正しい」とか「このレンズが高性能」とかよりも、「なんかこの写真、好き」っていう感情のほうが強いって話です。

広告もまったく同じ。

だから、商品の説明をしても反応がないときは、お客さんの感情の引き金になっていない可能性が高いんです。

“自分ごと”に変えるには?

じゃあ、どうすれば“感情を動かすコピー”になるのか?

方法はいくつかあるんですが、まずおすすめなのが

  • 読者の悩みや不安から入る
  • 「こんなこと、ありませんか?」で共感を得る
  • 事例やエピソードを使って「自分にも起きそう」と思わせる

この3ステップです。

私もよく使うのが、「ああ、それ、私のことだ」と思わせる書き出し。

たとえば、

「SNS投稿しても反応がない」って悩んでませんか?

みたいな書き方です。これって、スペックを語るよりよっぽど強い。

反応がないのは、商品が悪いんじゃない

繰り返しますが、商品説明をしても反応がないのは、商品が悪いわけじゃありません。

ただ、「伝わってない」だけなんです。

そしてその原因は、感情の引き金を引いてないことが多い。

商品を語る前に、まず「お客さんの感情」に寄り添えているか?

これ、すごく大事な視点だと思います。

ではまた。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。