どうも岩崎です。
いきなりですが、自分の仕事って売上に関係ないんだよねって、ちょっと肩身が狭い思いをしたこと、ありませんか?
たとえば
写真とかってコストでしょ?
とか
この部署って儲けないんだよね
とか
さらっと言われるあの感じです。
写真も文章も、そっち側に見られやすいんですよね。

コストセンターって、損な役回りに見られがち
コストセンターって聞くだけで、なんか損した気になりません?
会社員時代や店舗経営をしていた頃も、営業は数字を持ってて評価されやすくて、
逆に裏方の部署は、いくら頑張っても「ありがとう」だけで終わることも多かったです。
でもそこに「本当にお金を生んでないのか?」という視点が欠けていることも多いんですよ。
「撮るだけで高いんですね」って言われたカメラマン時代
カメラマン時代、よく言われてたのが
1時間で撮影終わったのに、5万円もかかるんですね
という一言。
いやいや、撮るのは1時間かもしれないけど、そこに至るまでの技術や信頼やセンス、全部含まれてるわけで。
しかもその写真がホームページで何千人に見られて、結果的に売上に貢献してる。
そう考えたら、むしろめちゃくちゃ利益を生んでるんじゃないかって話です。
でも当時は、言い返せなかった。
「まぁ見えないよね、そこ…」って、諦めてしまってました。
コストか利益かは、仕事内容じゃなくて伝え方で決まる
あらためて思うのは、その仕事がコストか利益かって、仕事内容そのものよりも
どう捉えられてるか、どう振る舞ってるかで決まるということです。
たとえば経理も、数字を正しく入力するだけなら経費だけど、
「今月の利益率が下がってるのはこの経費の増加が原因です」って資料を添えたら、
もうその時点で稼ぐ部署になる。
デザイナーでも、ただの“作業”で終わらずに「この色だとユーザーの離脱率が下がります」と言えたら、
提案する存在に変わります。
コスト扱いされるのは、「伝えてないだけ」
結局、違いはひとつだけ。
自分の仕事が何に貢献しているかを、言葉で伝えているかどうかです。
これは一人でやっている場合でもまったく同じです。
例えば、こんな時間ありませんか?
- ちまちまLPのデザインを修正してる
- SNS投稿を毎回一から考えてる
- どのツールを使うかをずっと調べてる
やってる感はあるけど、売上に直結していない時間。
これはもう、完全に「自分の中のコストセンター」です。
稼げる時間に変える第一歩は「言い方」を変えること
ただし、ここを否定する必要はなくて、
「どうしたらこの作業が利益を生む流れにつながるか?」という問いに変えればいいだけなんです。
一番手軽で効果があるのは、言い方を変えることです。
例えば、写真を撮ってる人なら
撮影して編集して納品します
よりも
商品の魅力が一目で伝わる写真をお届けします
のほうが、価値が伝わる。
文章を書く人なら
記事を3本書きます
よりも
お客さんが買いたいと思える導線を設計します
のほうが、ぜんぜん伝わります。
自分が見てる景色を、相手にも共有してあげる。
それだけで、ただのコストじゃなくなる。
自分の価値は、ちゃんと伝えればプロフィットセンターになる
プロフィットセンターというのは、
稼ぐ部署になることではなく、「貢献を見せられる部署になること」なんだと思います。
だから、裏方とか、数字を持たないから…と下を向かずに、
自分の仕事が誰にどんなふうに価値を届けているのかを、
日々ちょっとずつ言語化していくこと。
それが、コストセンターからの脱却だと思っています。
ではまた。
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