どうも、岩崎です。
「なんで、あの時こんな決断しちゃったんだろう…」
こんな風に後から振り返って、選択ミスを悔やんだこと、誰でもありますよね。
でもね、実はこれ、あなたのせいじゃなくて、脳のクセなんですよ。
人間の脳って、ある特定の状況では判断を間違えやすくなるんです。今日はその “判断ミスをしやすいトラップ” について話していきます。

判断を間違えやすい状況とは?
まず、大前提として、脳は “効率化” をめちゃくちゃ重視してるんです。
つまり、「できるだけ楽に決めたい」と思ってる。
その結果、何かを選ぶ時に、ちゃんと考えてるようで、実は “脳の自動補正” に頼りまくってるんですよ。
で、この “脳の自動補正” には、思いっきり落とし穴があるんです。
1. 疲れているときの判断ミス
たとえば、仕事終わりにスーパーに行くと、余計なものを買っちゃう。
「今日は疲れたから、自分にご褒美」
これ、典型的な脳のトラップ。
人間は疲れていると、複雑なことを考えるのが面倒になって、短絡的な決断をしやすくなるんです。
これは “決断疲れ(Decision Fatigue)” っていう現象。
実際に研究でも、裁判官が午前中は被告に有利な判決を出しやすいけど、午後になると有罪率が上がるってデータもあるんですよ。
解決策としては、重要な判断は “頭が冴えている時間帯” に回すこと。
買い物なら、疲れてない朝の時間帯にするのがベスト。
2. 選択肢が多すぎると迷って間違える
「この中から好きなの選んで」
って、選択肢が多すぎると、逆に決められなくなることありません?
これ、”選択のパラドックス” っていう心理現象です。
たとえば、カフェでメニューが10種類くらいならすぐ決められるけど、50種類あると「うーん…どれにしよう…」って悩んじゃう。
で、結局「まあ、いつものでいいか」となりがち。
これ、仕事でも同じです。
たとえば、
- たくさんの情報を集めすぎると、逆に判断が鈍る
- いろんなやり方を知りすぎて、どれを試すか決められない
こんなこと、よくありますよね。
だから、選択肢を “最初から絞る” っていうのが大事。
メニューなら “おすすめ3つ” にする。
仕事なら “これとこれ、どっちにする?” くらいにしておく。
3. 感情に流されて判断ミス
人間って、基本 “冷静に判断しているつもりで、めちゃくちゃ感情に左右されてる” んです。
たとえば、
- 衝動買いは「楽しそう!」っていう感情の影響
- セールで余計なものを買うのは「今買わないと損!」っていう焦りの影響
- 知ってるブランドの商品を選びがちなのは「安心できる」っていう気持ちの影響
こういう “感情のトラップ” にハマらないためには、
「今、自分は感情で決めてないか?」
って、一度立ち止まるクセをつけること。
買い物なら「本当に必要?」って一呼吸おく。
仕事の判断なら「これ、感情じゃなくてデータで考えたらどうなる?」って、もう一回整理する。
まとめ
判断ミスって、能力の問題じゃなくて “脳のクセ” によるものなんです。
- 疲れてると短絡的な決断をする
- 選択肢が多いと迷って決められない
- 感情が入ると合理的な判断ができなくなる
だから、これを防ぐには、
- 疲れているときに大事な決断をしない
- 選択肢をあらかじめ絞っておく
- 一呼吸おいて、感情じゃなくデータで考える
これだけで、判断の精度はグッと上がります。
結局、脳は “楽をしたがる” ので、
「いかにして脳に余計な負担をかけずに、正しい決断をするか?」
っていうのが、大事になってくるわけです。
ではまた。
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