伝える順番が変わると、反応も変わる。広告コピーに効く「ストーリー設計」

どうも岩崎です。

先日、クライアントさんのLPの添削をしていたとき、最初の一文が「私たちは〜〜な想いでこの事業を立ち上げました」から始まっていて、「これ、誰も読まないと思います」と直言してしまいました。

もちろん想いは大事なんですが、順番を間違えるとスルーされてしまうんですよね。

まず、感情。そのあとに納得。

人が行動を起こす順番は、「感情 → 理解 → 納得 → 行動」の順です。

いきなり正しさや想いで語っても、感情が動いてないと読まれません。

これは広告でもチラシでもSNSでも、全部同じ。

たとえば、こんな流れだとスムーズです。

  • 「え、それ私のことかも…」(共感)
  • 「なるほど、そういう仕組みなのね」(納得)
  • 「ちょっと試してみようかな」(行動)

逆に多いのが、

  • 「いきなりサービスの特徴」
  • 「いきなり自己紹介」
  • 「いきなり価格や詳細」

こういう順番崩壊型の広告は、読み手がついてこられないんです。

「説明」じゃなく「会話」にする

私はよく「広告は一方通行の説明じゃなく、キャッチボールのような会話にしてください」と伝えます。

会話には順番があります。相手の反応や感情を見ながら、自然な流れで話すからこそ伝わる。

広告やLPも同じです。いきなり売り込みではなく、相手の気持ちを想像した会話の順番が必要なんです。

ストーリー設計で、感情の温度を整える

でも成果が出る人って、順番の設計が上手いだけじゃないんですよね。

ただ図面を引いただけじゃなくて、そこに感情が動く演出がある。

導線を「組む」だけじゃなくて、見た人が思わず動きたくなる流れになってる。

つまり、設計じゃなくて、体験のデザインなんです。

この違いに気づけると、広告やLP、SNS投稿の反応が変わってきます。

シナリオは「見せ方」より「順番」

つい私たちはデザインや見た目の綺麗さに意識が向きがちですが、

大事なのは「どんな順番で、どんな感情の流れをつくるか」。

これはGDT(Gain/Fear/Logic)やQUEST(問題提起→理解→信頼→提案→行動)などの型にも通じますが、

大前提として「感情 → 納得 → 行動」の順番を守らないと、どんな型を使っても伝わらないんです。

たとえば、ビフォーアフター型の文章でも、「アフターの理想」が最初に出てくるだけで一気に惹き込まれる。

「これ、自分にもできそう」「ちょっと真似してみたいかも」と、感情を動かしてからロジックに入るんです。

ぜひ、あなたの文章も「順番」から見直してみてください。

ではまた。

P.S.

ちなみにあのLPのクライアントさん、冒頭の一文をガラッと変えただけで、申し込み率が1.7倍になったそうです。順番って、ほんとバカにできないです。


いわさき写真教室をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。