「なんか合わないな…」と思った相手が“成長のヒント”になる理由

どうも、岩崎です。

先日、趣味のカメラ仲間と久しぶりに集まりまして。

みんな撮るジャンルも違うんですけど、一人がやたらと最新の機材に詳しくて。「このレンズのボケ味が最高なんすよ!」って熱く語るんです。

私はというと、ちょっと古いフィルムカメラが好きで、現像してみるまで仕上がりがわからないあのドキドキ感がたまらないんですよね。

だから、「へー、すごいねー」とは言ったものの、正直ちょっと話が合わないな…と思っちゃったんです。

でも、帰り道にふと考えたんですよ。「なんで自分は最新機材にそこまで惹かれないんだろう?」って。

「なんか合わない」は成長のヒント

この「なんか合わない」って感覚、仕事でもよくありますよね。

「この商品ならこの層に響くはず」と思ってたのに、反応がまるで違ったり。 「このやり方がベストだ」と思ってた方法に、現場からNGが出たり。

自分の当たり前とは違うリアクションが返ってくると、戸惑うし、違和感がある。

でも、これってすごく大事で。

「違う」ということは、今まで見えてなかった視点を教えてくれてるってことなんですよね。

意見がぶつかった経験から学んだこと

以前、広告の仕事をしていた時に、ある社長さんと意見が真っ向からぶつかりました。

私は「もっと若い人向けに寄せたほうがいい」と提案したけど、社長さんは「うちの常連さんは保守的だから、安心感が大事」と言って譲らない。

最初は「いやいや、時代は変わってるんですよ」なんて思ってたんですが、話を深掘りしていくと、長年のお客さんとの信頼を守ろうとしていることが分かってきたんです。

結果的には、私のデザインと社長さんの価値観をミックスした形で落としどころを見つけられました。

でも、あの時「合わないから」で終わらせてたら、その視点には気づけなかったと思うんですよね。

合わない相手は“思考の筋トレ”になる

もし、今「なんかこの人、合わないな」と思う相手がいるなら、それはチャンスかもしれません。

その違和感が、「自分が何を当たり前だと思ってるか」に気づかせてくれるんです。

もちろん、無理に仲良くなる必要はありません。でも「なぜそう思うのか?」「何を大事にしてるのか?」に耳を傾けてみるだけで、自分の視点が広がる。

“合わない人”との会話って、思考の筋トレなんですよね。

少ししんどいけど、その分、視野が広がるんです。

違和感こそ、成長

「なんか合わないな」と感じた時は、それを無理に打ち消さず、「なぜそう感じたのか?」をちょっと掘ってみる。

もしかしたらそこに、自分に足りていなかった視点や、新しい発想のヒントがあるかもしれません。

あなたは最近、「ちょっと違うな」と思った人、いますか?

その違和感、成長の入り口かもしれませんよ。

ではまた。

P.S.

最近、家の近くのパン屋さんで見かけた変な形のパン、つい買ってしまいました。見た目はちょっと「ん?」だけど、味は意外と美味しかったです。これも「違和感」から始まった小さな発見ですね。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。