どうも、岩崎です。
先日、家族でディズニーランドに行ってきました。
目的は娘の誕生日のお祝い。受験生になるので、今年で一旦最後かな~なんて考えながら、楽しみつつもいろいろ考えちゃいました。
ディズニーランドに行くたびに感じるんですが、あの場所って、本当に「人を惹きつける仕組み」が完璧なんですよね。
で、ふと思ったんです。「これ、広告にも応用できるな」って。
今日はそのことについて、ディズニーランドから学ぶ「広告戦略のヒント」をシェアしたいと思います。
潜在意識と顕在意識って何?
広告やマーケティングでよく出てくる 「潜在意識」 と 「顕在意識」。
簡単に言えば、私たちの「心の動き」が2つの層に分かれているという考え方です。
顕在意識とは?
まずは「顕在意識」。これは、普段自分で意識できる部分のことです。
論理的に考えたり、数字やデータを基に判断したりするときに使われます。
例えばこんな感じ
- 「この商品は本当に必要?」
- 「価格は他と比べてどうだろう?」
- 「性能は信頼できるかな?」
日常的に意識している「理性」の部分ですね。
だから、顕在意識には 数字 や 具体的なメリット を見せると刺さりやすいんです。
潜在意識とは?
一方で「潜在意識」というのは、普段自分では意識できない部分のこと。
感情や本能に近い部分を支配しています。
例えば
- 「なんとなくこの商品が良さそう」
- 「このサービス、好きかも」
- 「このCM、なんか印象に残る」
これ、全部潜在意識が働いている結果です。
だから、潜在意識には 感情を揺さぶるビジュアルや音楽 が効果的なんですね。
ディズニーランドは潜在意識と顕在意識を両方活用している
ディズニーランドのすごいところは、この 潜在意識 と 顕在意識 の両方にうまくアプローチしている点です。
潜在意識へのアプローチ
まずは潜在意識へのアプローチ。
ディズニーランドは「夢の国」というテーマで、お客さんの感情に訴えかけています。
- 圧倒的なビジュアル(シンデレラ城やキャラクター)
- 音楽や匂いの演出(パーク内に流れる音楽やポップコーンの香り)
- 感動的なストーリー(ショーやパレードでの体験)
これらは全て「夢」「感動」といった 感情の揺さぶり を狙ったものです。
私たちはこれを感じると、「また行きたい」「好き!」という気持ちになります。
顕在意識へのアプローチ
でも、それだけじゃ人は動きませんよね。
実際に「行こう!」と思わせるためには、顕在意識にもアプローチする必要があります。
例えば
• アトラクションの待ち時間を明確に表示
「次は何分待ちだから、これを先に楽しもう」という計画が立てられる。
• 公式アプリでパークの情報を提供
「ここに行けばいいんだ」と論理的に判断できる。
• キャストの丁寧な案内
「どこに行けば良いか分からない」という不安がなくなる。
こうやって、安心感や計画性を提供することで、お客さんが「楽しめる準備」を整えているんです。
広告戦略に活かすならどうする?
じゃあ、このディズニーランドの手法を広告に応用するにはどうすれば良いのか?
それは 潜在意識 と 顕在意識 の両方をバランスよく刺激することです。
潜在意識を刺激する方法
• 感情を揺さぶるビジュアルやストーリー
例えば、素敵な笑顔の写真や、感動的なエピソードを使う。
• 記憶に残るキャッチコピーや音楽
「お、これ聞いたことある!」と思わせるフレーズを作る。
顕在意識を刺激する方法
• 具体的なメリットを提示する
「これを使えば〇〇が解決!」と分かりやすく説明する。
• データや数字で説得する
「〇%の人が満足」「臨床試験で効果が証明されました」などの根拠を示す。
• 価格や保証を明確にする
「初回限定〇〇円」「全額返金保証あり」で安心感を与える。
これをバランスよく組み合わせることで、お客さんの心に響く広告が作れるわけです。
まとめ
私たちのような小さな会社は、大手のように大きな予算を使えません。
だからこそ、 顕在意識への訴求 を大事にするべきなんです。
ディズニーランドのように「安心感」や「計画性」を提供することで、初めてお客さんが「行こう」「買おう」と行動してくれるんです。
もちろん、感情に訴える潜在意識へのアプローチも重要です。
でも、そこに具体的な根拠や情報をしっかりと足すことで、初めて行動に繋がります。
ぜひ、今日の話をヒントにして、あなたのビジネスに活かしてみてくださいね。
ではまた!
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