fbpx

読まれるだけの文章って、意味ある?行動を生むDRMコピーライティングの話

どうも岩崎です。

今日はちょっと、文章についての本音を。

「読まれるだけの文章」って、実はビジネス的にはあんまり意味ないんですよね。

どれだけ丁寧に書いてても、読んだ人が何もアクションを起こしてくれなかったら…
残念ながらそれは“失敗”。

読んで終わりじゃなくて、ちゃんと“動いてもらえる文章”が必要なんです。

で、そういう文章を書くための考え方が、DRMコピーライティングです。

そもそもDRMって何なの?

DRMは「ダイレクト・レスポンス・マーケティング」の略。

簡単に言えば、

読んだ人が“なにかしらの行動”をとってくれるように設計された仕組み

のことです。

たとえば、

  • メール講座に登録してもらう
  • 資料を請求してもらう
  • イベントに申し込んでもらう

みたいな、次のステップに進んでもらう“小さな一歩”を促す感じ。

いきなり「商品買って!」じゃなくてもOK。

「まずは無料登録からどうぞ」って形で、自然と行動してもらえるように導いていきます。

商品の説明だけじゃ、人は動かない

つい先日、こんなことがありました。

ポストに、近所のマッサージ店からDMが届いてたんです。期限付きのクーポン付きで、「今なら●●円!」ってやつ。

でも中身を見たら、書いてあるのは値引きと技術の説明だけ。まったく心に引っかかるところがなくて…即ゴミ箱行きでした。

これ、DMだけじゃないです。チラシでも、ブログでも、SNSでも、発信の形は違っても、根っこは全部一緒なんですよね。

趣味で発信するなら「書きたいこと書けばいい」と思います。でも、仕事として発信するなら、「どう伝えるか」はまったく別の話なんです。

よくありがちなのが、

「こんな商品ありますよ〜」
「こういうサービスやってますよ〜」

って、ただ説明して終わっちゃう文章。

でも、それじゃ人は動かないんです。

大事なのは、「読者の頭の中の流れ」を理解すること。もちろん完全に理解することは不可能なわけですが、

  • 「あ、自分のこと言われてる」って共感して
  • 「なるほど…」って納得して
  • 気づいたら行動してた

っていう、自然なストーリーをつくることが必要なんです。

実際どう書けばいいの?2つの定番構成を紹介

ここで、「じゃあどう書くの?」ってなると思うんですが、

DRMコピーでよく使われる型が2つあります。

① QUESTフォーミュラ

QUESTは5つのステップで構成されます。

  1. Qualify(共感)
    「これはあなたのことですよ」と伝えて共感を得る
  2. Understand(理解)
    「その悩み、ちゃんとわかってますよ」と示す
  3. Educate(教育)
    原因や背景を教えて、納得してもらう
  4. Stimulate(刺激)
    感情を動かす話や事例で心を動かす
  5. Transition(行動)
    「じゃあこれをやってみて」と行動を促す

このQUESTは、初対面の読者と距離を縮めるのに便利です。

「売り込まれてる感」を出さずに自然と動いてもらえる構成ですね。

② PASONAの法則

こっちは、悩みが明確な人に効く構成。

  1. Problem(問題)
    最初に悩みをバシッと提示。「あ、自分のことだ」と思ってもらう
  2. Agitation(あおり)
    その悩みを放っておくとどうなるか…不安を刺激する
  3. Solution(解決)
    「でも大丈夫。こんな方法があります」と解決策を提示
  4. Narrowing Down(絞り込み)
    「これはあなた向けです」と対象を明確にする
  5. Action(行動)
    「今すぐやってみてください」と具体的な一歩を促す

同じテーマをQUESTとPASONAで比べてみる

たとえば、肩こり対策のメール講座に誘導するとしたら…

【QUESTで書くと…】

夕方になると肩がズーンと重くなる。
集中力が切れてきて、「あーもう今日はここまでかな」ってなることないですか?

実はその肩こり、姿勢とか体質とかじゃなくて、日々のちょっとした“習慣”が原因になってることが多いんです。

で、それを整えるだけで変わるよって内容を、1日3分でできる簡単ケアにして、全5回の無料メール講座にまとめました。

「2週間で首まわりがラクになった」とか、
「朝のダルさが減って、起きるのがちょっと楽しみになった」って声ももらってます。

マッサージに行く時間がないとか、根本的にどうにかしたいって思ってるなら、試してみる価値あるかもです。

今日からサクッと始められるので、よかったら登録してみてください。

【PASONAで書くと…】

肩が重くて、夕方には頭まで痛くなる。
でも、「まぁ年齢的にこんなもんか」ってあきらめてませんか?

実はそれ、ただのコリじゃなくて、自律神経とか睡眠の質にまで影響してる可能性もあるんですよね。

そのまま放っておくと、なんとなくの不調が続いて、やる気まで落ちてくる…みたいな悪循環にもなりがちです。

でも、1日たった3分でできるケアを続けるだけで、少しずつ変わっていくとしたら?

この講座は、慢性的な肩こりに悩んでる方や、マッサージ通いに疲れた人にこそ受けてほしい内容です。

「自分でケアできるようになってラクになった」って感想も多くもらってます。

気になる方は、サクッと登録してみてくださいね。

「売る文章」じゃなく「動かす文章」を書こう

QUESTもPASONAも、「行動を生む文章構成」です。

  • QUEST:共感と信頼で自然に動いてもらう
  • PASONA:問題→不安→解決!で背中を押す

どっちを使うかは、

「誰に向けて」「どんな状況で」「何をしてもらいたいか」で選べばOKです。

つまり自分の言葉で書こうって事

DRMコピーって、
テンプレ通りに書くことじゃないんです。

「読者の今の気持ちはどうだろう?」って想像しながら、
“今ここで動きたくなる空気”をつくること。

それが、DRMコピーの本質です。

“売る”じゃなくて、“動かす”。

ぜひ、文章の使い方をちょっとだけ変えてみてくださいね。

ではまた。


いわさき写真教室をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。