どうも岩崎です。
今日はちょっと、文章についての本音を。
「読まれるだけの文章」って、実はビジネス的にはあんまり意味ないんですよね。
どれだけ丁寧に書いてても、読んだ人が何もアクションを起こしてくれなかったら…
残念ながらそれは“失敗”。
読んで終わりじゃなくて、ちゃんと“動いてもらえる文章”が必要なんです。
で、そういう文章を書くための考え方が、DRMコピーライティングです。

そもそもDRMって何なの?
DRMは「ダイレクト・レスポンス・マーケティング」の略。
簡単に言えば、
読んだ人が“なにかしらの行動”をとってくれるように設計された仕組み
のことです。
たとえば、
- メール講座に登録してもらう
- 資料を請求してもらう
- イベントに申し込んでもらう
みたいな、次のステップに進んでもらう“小さな一歩”を促す感じ。
いきなり「商品買って!」じゃなくてもOK。
「まずは無料登録からどうぞ」って形で、自然と行動してもらえるように導いていきます。
商品の説明だけじゃ、人は動かない
つい先日、こんなことがありました。
ポストに、近所のマッサージ店からDMが届いてたんです。期限付きのクーポン付きで、「今なら●●円!」ってやつ。
でも中身を見たら、書いてあるのは値引きと技術の説明だけ。まったく心に引っかかるところがなくて…即ゴミ箱行きでした。
これ、DMだけじゃないです。チラシでも、ブログでも、SNSでも、発信の形は違っても、根っこは全部一緒なんですよね。
趣味で発信するなら「書きたいこと書けばいい」と思います。でも、仕事として発信するなら、「どう伝えるか」はまったく別の話なんです。
よくありがちなのが、
「こんな商品ありますよ〜」
「こういうサービスやってますよ〜」
って、ただ説明して終わっちゃう文章。
でも、それじゃ人は動かないんです。
大事なのは、「読者の頭の中の流れ」を理解すること。もちろん完全に理解することは不可能なわけですが、
- 「あ、自分のこと言われてる」って共感して
- 「なるほど…」って納得して
- 気づいたら行動してた
っていう、自然なストーリーをつくることが必要なんです。
実際どう書けばいいの?2つの定番構成を紹介
ここで、「じゃあどう書くの?」ってなると思うんですが、
DRMコピーでよく使われる型が2つあります。
① QUESTフォーミュラ
QUESTは5つのステップで構成されます。
- Qualify(共感)
「これはあなたのことですよ」と伝えて共感を得る - Understand(理解)
「その悩み、ちゃんとわかってますよ」と示す - Educate(教育)
原因や背景を教えて、納得してもらう - Stimulate(刺激)
感情を動かす話や事例で心を動かす - Transition(行動)
「じゃあこれをやってみて」と行動を促す
このQUESTは、初対面の読者と距離を縮めるのに便利です。
「売り込まれてる感」を出さずに自然と動いてもらえる構成ですね。
② PASONAの法則
こっちは、悩みが明確な人に効く構成。
- Problem(問題)
最初に悩みをバシッと提示。「あ、自分のことだ」と思ってもらう - Agitation(あおり)
その悩みを放っておくとどうなるか…不安を刺激する - Solution(解決)
「でも大丈夫。こんな方法があります」と解決策を提示 - Narrowing Down(絞り込み)
「これはあなた向けです」と対象を明確にする - Action(行動)
「今すぐやってみてください」と具体的な一歩を促す
同じテーマをQUESTとPASONAで比べてみる
たとえば、肩こり対策のメール講座に誘導するとしたら…
【QUESTで書くと…】
夕方になると肩がズーンと重くなる。
集中力が切れてきて、「あーもう今日はここまでかな」ってなることないですか?
実はその肩こり、姿勢とか体質とかじゃなくて、日々のちょっとした“習慣”が原因になってることが多いんです。
で、それを整えるだけで変わるよって内容を、1日3分でできる簡単ケアにして、全5回の無料メール講座にまとめました。
「2週間で首まわりがラクになった」とか、
「朝のダルさが減って、起きるのがちょっと楽しみになった」って声ももらってます。
マッサージに行く時間がないとか、根本的にどうにかしたいって思ってるなら、試してみる価値あるかもです。
今日からサクッと始められるので、よかったら登録してみてください。
【PASONAで書くと…】
肩が重くて、夕方には頭まで痛くなる。
でも、「まぁ年齢的にこんなもんか」ってあきらめてませんか?
実はそれ、ただのコリじゃなくて、自律神経とか睡眠の質にまで影響してる可能性もあるんですよね。
そのまま放っておくと、なんとなくの不調が続いて、やる気まで落ちてくる…みたいな悪循環にもなりがちです。
でも、1日たった3分でできるケアを続けるだけで、少しずつ変わっていくとしたら?
この講座は、慢性的な肩こりに悩んでる方や、マッサージ通いに疲れた人にこそ受けてほしい内容です。
「自分でケアできるようになってラクになった」って感想も多くもらってます。
気になる方は、サクッと登録してみてくださいね。
「売る文章」じゃなく「動かす文章」を書こう
QUESTもPASONAも、「行動を生む文章構成」です。
- QUEST:共感と信頼で自然に動いてもらう
- PASONA:問題→不安→解決!で背中を押す
どっちを使うかは、
「誰に向けて」「どんな状況で」「何をしてもらいたいか」で選べばOKです。
つまり自分の言葉で書こうって事
DRMコピーって、
テンプレ通りに書くことじゃないんです。
「読者の今の気持ちはどうだろう?」って想像しながら、
“今ここで動きたくなる空気”をつくること。
それが、DRMコピーの本質です。
“売る”じゃなくて、“動かす”。
ぜひ、文章の使い方をちょっとだけ変えてみてくださいね。
ではまた。
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