どうも岩崎です。
「DX=効率化だ」と思い込んでいる人、多いんですよね。
いや、それ、半分正解なんですけど、もう半分は完全にズレてます。
たしかにツールを使えば効率は上がるし、無駄も減ります。でも、それが本当の目的になっちゃうと、ちょっと違うなって思うわけです。
私が思うに、DXの本質って「効率化」じゃなくて「本質化」なんですよね。
今回はこのあたりを掘り下げてお話ししてみようと思います。

DXは単なる時短ツールじゃない
例えば、業務のDX化って言うと、みんな真っ先に「作業時間を短縮する」とか「人手を減らせる」とか、そういう話をするんですが、それってほんの一部でしかないんです。
本当は、時間を浮かせたその先で「何に時間を使うのか?」がめちゃくちゃ大事で。
DXって、ただの効率アップのためのツールじゃなくて、「今やっていることの意味を問い直すためのきっかけ」でもあると思ってます。
なぜ“効率化の罠”にハマるのか?
これは経験ある人も多いと思うんですが、ツールを導入したことで、逆に仕事が増えたって話、よくありますよね。
たとえば、チャットツールを入れたら通知が鳴りっぱなしになって、集中できない。
あるいは、勤怠管理システムを入れたら、手動でやってた時よりチェック項目が増えて時間がかかる。
これ、まさに効率化の罠です。
目的が「ラクになること」になっちゃってて、「価値を生み出すこと」からズレてる。
本質化するために必要な視点
じゃあどうすればいいかというと、私は「何をやらないかを決めること」だと思ってます。
たとえば、飲食店でオーダーをタブレットにしたけど、年配のお客さんが使えなくて、結局スタッフが口頭で聞いてる。
これ、スタッフが「どちらでも対応できます」と言うことで解決することもあれば、「タブレット対応が難しいお客さんは常連になる可能性が高い」という分析をすることもできる。
つまり、効率化じゃなくて、本当に届けたい価値をどう届けるか?に視点を戻すべきなんですよね。
効率化は目的じゃなく、手段
DXって聞くと、すぐに「便利にすること」だと考えがちなんですが、それだけじゃない。
本質は、「もっと価値のある時間をどう作るか?」にあると思うんです。
効率化してできた時間で、何をするのか?
それが「より深いサービス」や「お客さんとの関係づくり」なら、それこそがDXのあるべき姿なんじゃないかなと。
つまり、
DX=効率化 → ✕
DX=本質化 → ◎
効率よくやることが目的じゃなくて、意味のあることをやるための“選択と集中”。
そのためにDXを使うっていう発想が、一番しっくりくると思ってます。
ではまた。
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