どうも岩崎です。
朝、ちょっとしたことに気づきました。
朝イチで「今日はこれからやろう」と思ってたタスクがあったんですが、 気づいたらその前に別のことに手を出してしまっていて。
しかもそれ、今じゃなくてよかったやつ。 むしろ誰かに任せた方が早かったやつ。
思わず、「いや、それ自分が今やることじゃなかったでしょ」と心の中でツッコミを入れました(笑)
で、これって仕事でもよくあるんですよね。 「自分でやった方が早い」と思ってつい抱え込んでしまう。 でもそれ、ほんとに必要なことなんでしょうか?

「全部自分でやった方が早い」って思ってませんか?
最初から人に任せるのって、なんだか不安になりますよね。 私もそうでした。
でも、手放さずに全部自分でやろうとすると、 ・やることが終わらない ・考える時間がない ・気づけば余白ゼロ
みたいな状態になります。
たとえば、
- LINEの返信を毎回ゼロから打ってる
- 毎月の請求処理をひとつひとつ自分でやってる
- よくある質問に毎回1から答えてる
これ、全部「仕組み化」できる部分なんですよ。
・よく聞かれる内容は動画やPDFにまとめておいて、リンク送るだけにする ・請求処理はクラウドの会計ソフトで自動化 ・LINEはテンプレ整えてリッチメニューで誘導
最初に整えるのはちょっと手間でも、 一度やってしまえばずーっと楽になります。
心の余裕も戻ってきます。
価値ある仕事に集中するために、まず減らす
私も昔は全部一人でやってました。
「自分でやった方が誠実だよな」とか、 「これくらい任せるのも申し訳ないし…」とか、 いろんな言い訳を並べながら(笑)
でも、忙しいのに成果が伸びないときって、 だいたいやらなくていいことを抱えてるんです。
なので、私は「やらないことリスト」を作りました。
- 誰でもできることは任せる
- 繰り返し作業は仕組みにする
- 曖昧な判断ほど数値化しておく
この3つをやっただけで、かなり世界が変わりました。
「自分がやるべき仕事って何だろう?」って問い直すこと。
これ、めちゃくちゃ大事です。
やることを増やすより、やらないことを選ぶ
人ってつい、
- 時間が足りない→もっと時間をかけよう
- 成果が出ない→もっと行動しよう
って、足し算しがちなんですよね。
でも本当に大事なのは、「やらないことを決める」こと。
やることを減らせば、集中力は上がる。 集中力が上がれば、判断もスピードも精度も全部上がる。
結果、少ない時間でより良い結果が出るようになります。
なので私は、
- これは自分がやるべきことか?
- 他の人の方が上手にできるんじゃないか?
そうやって日々問い直すクセをつけてます。
ゼロベースとトレードオフで考える
「これは今やるべき仕事か?」と問い直すのは、いわばゼロベース思考です。
一度リセットして見直すからこそ、ちゃんと意味のある時間の使い方に変わっていきます。
それに加えて、やるべきことを増やすというのは、一見前向きな行動に見えますが、 実はそのぶん「何をやらないか」という選択ができていないと、時間も集中力もどんどん分散します。
つまり、「何かをやらない」という判断も立派な選択。 これが、いわゆるトレードオフ思考です。
全部やるじゃなく、今やることを選ぶ。
これだけで、仕事は見違えるほど変わります。
参考
手放すことが、いちばん大きなレバレッジ
最初はこわいですよ。 「任せて失敗したらどうしよう」とか 「自動化したら伝わらなかったら…」とか。
でも、やってみるとわかります。
手放しても案外大丈夫。 むしろ、他の人の方がよくやってくれることも多いです(笑)
仕組みに置き換えるって、効率化というより未来の自分のための設計です。
なので、いきなり全部手放さなくてもいいんです。
まずは「今日やろうとしてる仕事」の中で、 「これ、ほんとに今やる必要ある?」って自分に聞いてみてください。
それが、仕組み化の最初の一歩です。
ではまた。
P.S. 先日、お気に入りのカフェで注文ミスがあったんです。
スタッフさんが「あ、ごめんなさい、確認し忘れてました…」と謝っていたんですが、 そのとき、別のスタッフが何も言わずに正しいドリンクを持ってきたんですね。
「いや、これは段取りできてたな」と思いました。
マニュアルっていうより、起こりうる事態を想定しておく仕組み。
これがあるだけで、現場は静かにうまく回るんですよね。
仕事もそれと同じ。
先に考えておくだけで、結果は変わるなと感じた一杯でした。
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