1回つくれば24時間働く。DXで情報をレバレッジする方法

どうも岩崎です。

先週のことなんですが、ちょっと久しぶりに風邪を引いて寝込みました。 声も出ないし、LINEの返信すらおっくうで、これはまずいなと。

で、その時ふと思ったんです。

「もし、ここで新しいお客さんから問い合わせがきたら?」 「説明しなきゃいけないことがあったら?」

でも、実際は特に困らなかったんですね。

なぜかというと、もう私じゃなくてもいいようにしてあるから。

PDFや動画、LINEのメッセージに、自分の代わりに説明してくれる仕組みを組んでたんです。

これ、めちゃくちゃ助かりました。

というわけで、今日は「自分の分身を作っておくと、あとでマジで楽になる」って話です。

実はもう、その時点で「分身にやらせるべき仕事」だったりするんです。

たった1回、仕組みにしておくだけで

昔の私は、PDFとか動画とかにまとめることが苦手でして。 「手間かかるし、1回の説明で済むなら、まあいいか」って思ってました。

でもその「まあいいか」が、10回、20回と重なると、 1時間、5時間、10時間ってどんどん奪われていくんですよね。

そしたらもう後戻りできないレベルに疲れる(笑)

じゃあどうすればいいか?

超シンプルです。

「これって、毎回言ってるよな」と思ったら、 その場でスマホのボイスメモでもいいから録音しておく。

それを、LINEに貼っておく。

はい、分身完成です。

DXって言葉は忘れていいです

最近よく「DXやらなきゃダメですか?」って聞かれますけど、 私は「うーん、それって仕事の流れを整えるだけですよ」と答えてます。

別にIT化とかシステム導入とか難しい話じゃない。

繰り返しを仕組みに変える。 それだけです。

実際、私がやっているのは、

・LINEの自動返信に、よくある質問まとめたページのリンクを設定 ・動画で1回だけ説明して、それ以降はリンク送るだけ ・申込みの流れを画像1枚にしてLINEのリッチメニューに表示

このくらいです。 ぜんぜん大がかりじゃないですよね。

でも、この3つをやるだけで、 10人中8人の「よくある質問」はゼロになります。

毎回同じ会話をしなくていい。つまり、毎回説明に疲れる自分が出てこなくなるんです。

どこを分身にやらせるか、が勝負です

LINEの返信を自動化するのもいいんですけど、 もっとラクになったのは「商品の発送」を自動化したときでした。

うちの場合は、商品が注文されたら、自動で住所を取得して、 倉庫から発送されて、発送完了の連絡まで全部仕組みでやってくれてます。

最初は「いや、そんな大げさなこと…」って思ってたんですけど、 いざやってみたら、「あ、自分いなくても仕事まわるんだ」って感覚になって。

これ、めちゃくちゃ感動します(笑)

今は、小ロットでも対応してくれる発送代行や、 ネットショップ連携(BASE、Shopify、STORESなど)でも簡単にできます。

発送って手作業でやるものって思い込みがあるけど、 今の時代はそこすら「分身」にやらせることができるんですよね。

情報の価値は、渡し方で何倍にもなる

ちょっと前に、別のクライアントさんが 「説明が伝わらないんですよ」と言ってきたんですが、 よく聞いたら、毎回文章で返してたんですね。

で、「それ、図にしてみたらどうですか?」って言ったら、 すごくシンプルに伝わったんですよ。

つまり、「情報が悪いんじゃなくて、渡し方がズレてただけ」だったわけです。

渡し方。

これを整えるだけで、勝手に伝わるようになるんです。

面倒を減らすために、最初だけちゃんと作っておく

私は講座や教室の説明に関しては、 全部PDFにしてあります。

理由は簡単で、「あとから見直せる」から。

人って、聞いたことは忘れますけど、 読めるものは手元に置いてくれるんですよね。

これだけで、お客さんの理解度も満足度も全然違います。

そしてなにより、自分が疲れない(笑)

最初の1回だけがんばって、あとは任せていい

仕組みをつくるのって、めんどくさく感じますよね。

でも大丈夫です。

最初の1回だけ、ちょっとがんばってつくれば、 その後は、あなたが寝てても、風邪ひいてても、旅行中でも、 あなたの代わりに説明してくれます。

つまり時間を買ってるってこと。

それが情報を使ったレバレッジです。

ではまた。

P.S. うちの冷蔵庫に、カレーのレシピが貼ってあるんですよ。

ルーを入れるタイミングとか、順番が書いてあるやつ。

これ、めちゃくちゃ便利で、もう脳を使わずに作れる(笑)

で、これを見ながら作ってると、 「ああ、これも分身だよなー」と思うんです。

自分の代わりに、未来の自分に教えてくれる仕組み。

つまり、そういうことです。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。