どうも岩崎です。
この前、ちょっとした打ち合わせで「DX推進会議」って言葉が出たんですが、正直ピンとこなかったんですよね。
いや、言葉は立派なんですよ。「DXを進めて、業務効率を上げよう」とか「社内のデジタル化を図る」みたいな。でも、じゃあ実際に何をしてるのか聞いてみると、「会議やってます」だけ。
それって進んでる感はあるけど、進んでないですよね?
今回はそんな「DX推進会議が形だけになってる」って話をしたいと思います。

会議を開くことが目的になっている
DXをやろう!ってことで月1の推進会議を設定する会社、けっこう多いです。
でもその中身はというと、「この前のツール、どうなりました?」「今月の予算どうします?」みたいな雑談の延長。
会議をやってるから“取り組んでる”という雰囲気だけが残って、何も決まらない。
つまり、やってる感の演出だけになってるんです。
現場が置いてきぼり
で、さらに問題なのが「現場の声が入ってない」ってこと。
上層部だけでツールを決めて、現場に「来月からこれ使ってね」って丸投げ。
でも現場からすると「誰がどう運用するの?」「前のシステムとの連携は?」と疑問だらけ。
現場が混乱して、結局は「前のやり方でやろうか…」ってなっちゃう。
これ、よくある話なんですよ。
DXは“導入”じゃなく“運用”が勝負
そもそもDXって「新しいツールを導入したら完了」じゃないです。
どう使うか、どう浸透させるか、どうやって現場と一体化させるか。
そこを考えていかないと、ただの「高いおもちゃ」で終わります。
DX推進会議も、目的は「実行と改善」であって、「会議すること」じゃない。
形だけのDXは意味がない
会議はしてる、資料もある、ツールも導入済み。
でも現場は何も変わっていない。
これって、写真で言うと“フィルムが入ってない状態で撮影してる”ようなもの。
ちゃんと撮ってるつもりでも、あとで確認したら「何も写ってなかった」っていうやつです。
つまり、「DXをやってるつもり」じゃなくて、「ちゃんと形にしていくこと」が大事。
DX推進会議が“進んでる感”だけで終わっていないか、ぜひ一度見直してみてください。
ではまた。
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