どうも岩崎です。
最近「なんか疲れるな…」って思ってたんですが、
その理由がいまいちハッキリしなかったんですよね。
作業量が多すぎるわけでもない。
睡眠時間もまあまあ取れてる。
それでも、夜になるとぐったりしてる。
で、ある日ふと思ったんです。
これって、やってることじゃなくて、やってないことに
じわじわエネルギーを使ってるんじゃないか?と。
つまり、「見えないところ」で勝手に電池が減ってる状態。

放っておくと、全部が乱れていく
部屋って、何もしてないのに散らかっていきませんか?
洗ったお皿も、しまわなければ山積みになるし、
書類もまとめておかないと、どこに何があるかわからなくなる。
これって、何か悪いことをしたからでも、
あなたがズボラだからでもなくて、
実は「自然の法則」なんです。
科学ではこれを「放っておくと乱れる方向に進む」と言います。
そしてこの現象には名前があります。
それが「エントロピーの増大」です。
つまり、エネルギーを使って整えない限り、
世界は勝手にバラバラになっていく。
これ、物理学ではとても有名な法則なんですが、
実は日常にも、仕事にも、そして頭の中にもあてはまる話なんです。
「見えないエネルギー漏れ」が日常で起きている
私たちが「なんか疲れる」と感じる時、
その原因がハッキリしないことがよくあります。
でも、よくよく考えてみると、
部屋の片づけが中途半端だったり、
やるつもりだったことがずっと残ってたり、
そういう放置されたタスクが、
脳のどこかでずっとエネルギーを消耗してる。
これがまさに、エントロピーが増大してる状態。
そして、私たちが整えようとしない限り、
どんどん散らかっていく方向に流れていきます。
整えることで、回復のスイッチが入る
エネルギーが漏れているのなら、
まずはその「漏れ」を止めることが先ですよね。
実はこれ、仕事でも同じです。
写真で例えるなら、
「データがバラバラに保存されてて探せない」
「毎回構図に悩む」
「同じようなレタッチを何度もやり直してる」
これ全部、エネルギーのムダ遣いです。
少しの工夫で、撮影や編集がスムーズに進むようになれば、
それだけで日々の疲労感はかなり減ります。
整理整頓は感覚じゃなくて物理的な話
よく「気持ちの問題」とか「整理しようと思えばできる」と
片づけや整えることを精神論で捉えてしまいがちですが、
エントロピーの観点から言えば、
整えるっていうのは「ちゃんとエネルギーを注ぐ行為」なんです。
つまり、「整えない」=「疲れる方向へ進む」が当たり前。
だから私は最近、自分の中でいくつかの
「整える仕組み」を用意しました。
- よく使う撮影テンプレートをひとまとめにする
- ブログの構成パターンをあらかじめ作っておく
- 写真のタグ付けを終わらせておく
こういうのって、やってるときは地味ですが、
やっておくと判断する場面が減るので、かなり楽なんですよね。
判断って、意外とエネルギーを使いますから。
心理も、物理の中の話
ちなみに、心理学って不思議な話に見えるかもしれませんが、
「エネルギーの使い方」という意味では、すごく物理的な話でもあるんです。
私たちの脳も、情報が整っていると判断が早くなりますし、
整理されていないと、ずっと迷い続けて疲れます。
これはもう心の問題ではなく、
「どれだけ整っているか?」という物理的な現象。
頑張ってるのに成果が出ないときは、
この「目に見えない乱れ」に気づけると、一気に変わることがあります。
疲れは整っていない証拠かもしれない
なんかうまくいかない。
なんか疲れている。
それは、頑張りが足りないんじゃなくて、
見えないところで漏れているだけかもしれません。
だから、まずは整える。
すると、不思議なくらいに余裕が戻ってきます。
目に見えないところにこそ、
本当に大事なエネルギーの漏れがあるかもしれませんよ。
ではまた。
P.S.
今日、庭のクチナシの枝をバッサリと切ったんですが、
その奥にアシナガバチの巣があって、びっくりして逃げました。
「見えないところ」に潜んでるのって、エネルギーだけじゃないんですね…(笑)
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