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情報やノウハウに頼らない!自由な未来をつくる「2つの本質的な力」

ビジネスで結果を出そうとすると、多くの人が「集客の情報」や「ノウハウ」に頼りがちです。

たとえば、つい最近、クライアントさんから「最近流行りのショート動画を取り入れたいんですよねー」って話がありました。確かに、ショート動画って再生数が伸びやすいし、今SNSでめちゃくちゃ流行っていますよね。長い動画よりも手軽に見られるし、人気があるのも頷けます。

でも、ちょっと待ってください。

ショート動画って、SNSでの一時的な注目を集めるためのテクニックじゃないですか?ビジネスをこれから何十年も続けていくうえで、本当にそれが必要なスキルなんでしょうか?

ショート動画って「短い動画」だから、言ってみれば全体の要約なんですよね。面白く見せるには要約力が必要で、それって簡単じゃない。

それに、テレビCMも長年ショート動画のようなものとして使われてきましたけど、あれは大規模な戦略の一部として作られたもの。SNSのショート動画は、その都度注目されるかどうかわからないものを作り続けないといけないんです。これ、なかなかしんどいと思いませんか?

ちなみに、私はショート動画を見て商品を買ったことも、お店に行ったこともありません。もし「これは買うしかない!」と思わせるショート動画があるなら、ぜひ教えてほしいくらいです(笑)。

では、どうすれば安定して成果を出し、自由な未来を手に入れられるのか?

その答えは、「本質的な力」を身につけること。

ここで言う本質的な力とは、「他人を動かす力」「自分を動かす力」の2つです。

情報やノウハウに頼る危険性

まず、集客の情報やノウハウに頼りすぎるとどうなるか。たとえば、ナイキの「ヴェイパーフライシリーズ」って知っていますか?このランニングシューズは、カーボンファイバープレートを内蔵していて、ランナーのタイムを劇的に改善すると言われています。2019年には、エリウド・キプチョゲ選手がこのシューズを履いて、史上初めてフルマラソンを2時間以内で走破したことが話題になりましたよね。

でも、あまりにも性能が良すぎて「これって不公平じゃない?」っていう声が上がり、世界陸連がこのシューズを一部使用禁止にしました。シューズに頼ることで一時的に優位に立てても、みんなが同じシューズを履けば結局差がなくなるんです。

ビジネスでも同じことが言えます。最新の集客ノウハウや生成AIを使ったテクニックで一時的に成果を上げたとしても、ライバルもすぐに同じ方法を取り入れます。そうなると、優位性はあっという間に消えてしまうんです。

「他人を動かす力」とは?

そこで重要なのが、「他人を動かす力」です。この力があれば、お客さんに信頼されて、ファンになってもらい、売上が劇的に伸びます。じゃあ、具体的にどうなるか、売上の計算で見てみましょう。

売上の計算式はこうです。

売上 = 客数 × 単価 × 回数

たとえば、100人のお客さんがいて、単価が1万円、リピート率70%(つまり、来店回数は3.3回)だとします。そうすると、100人 × 1万円 × 3.3回 = 330万円になります。

ここで、「他人を動かす力」を使って、これを20%ずつ改善してみましょう。

  • 客数:120人
  • 単価:1.2万円
  • リピート率:84%(来店回数6.3回)

これでどうなるかというと、120人 × 1.2万円 × 6.3回 = 907万円になるんです。330万円から907万円へ、たった20%の改善で売上が約2.7倍になるんですよ。

ビジネスにおける20%の変化

「でも、20%って結構大きな数字じゃない?」と思うかもしれませんが、実はそんなに大きくないんです。たとえば、Webページのヘッダーを変えるだけでも20%の改善ができることがあります。あるページのヘッダーAではCVR(購入率)2.9%だったのが、ヘッダーBに変えたら4.2%に上がった、というケースがあります。

これ、ただヘッダーの文章をちょっと変えただけで、1.45倍も購入率が上がったんです。

これをそのまま放置していたら、3倍の売上を損していたかもしれないって考えると、ちょっと怖くないですか?

そして、この「20%の改善」がいかに現実的かを、お見合いパーティーに例えると、100人にメッセージを送って、10人から返信をもらったとします。それを12人に増やすだけで20%の改善です。

たった2人増えるだけで、20%の効果が出るんです。全然、現実的ですよね?

ちょっとした工夫や変更だけで、大きな成果を生むことができるんです。これが、「他人を動かす力」を持つことの大きな意味なんです。

他人を動かせないとどうなる?

じゃあ、逆に「他人を動かす力」がないとどうなるか?

売上を2.7倍にしようとした場合、次のようなことをしないといけないかもしれません。

  • 価格を下げることで勝負する
  • 広告費を増やすことでお客さんを集める
  • 労働時間を増やすことでカバーする
  • ひたすら頑張る

でも、これってどれもかなり大変じゃないですか?価格を下げれば利益が減るし、広告費を増やせばそれもまた利益を圧迫する。挙句の果てに、価値を感じてもらえないお客さんを取って、ただ忙しくなるだけ。

結局、プライベートややりたいことを犠牲にしてしまうことになります。だからこそ、効率的に成果を上げるためには「他人を動かす力」が絶対に必要なんです。

「自分を動かす力」も重要

でも、「他人を動かす力」だけじゃ不十分なんです。なぜかというと、多くの人は「やるべきことは分かっているのに、行動できない」からです。ダイエットや禁煙のように、やるべきことはシンプルなのに、続けるのは意外と難しいですよね?

これがまさに「自分を動かす力」の不足です。

ビジネスでも同じこと。集客方法やノウハウを知っていても、それを続ける力がないと結果は出ません。この「自分を動かす力」とは、意志とやりがいを感じながら、苦痛なく行動し続ける力です。短期的な気合や根性ではなく、習慣として行動を続ける力が必要です。

たとえば、SEO対策やSNSの投稿なんかも、やり方は分かっていても、続けなければ結果は出ません。だからこそ、習慣化して続けられる力を身につけることが大切なんです。

まとめ

ビジネスで成果を出すためには、「他人を動かす力」と「自分を動かす力」が必要です。

この2つの力を持てば、集客ノウハウや生成AIのような最新技術に頼らなくても、持続的に成果を出せるようになります。逆に、「他人を動かす力」がなければ、値下げや広告費の増大など、苦しい選択を迫られることになるでしょう。

そして、行動を続けるためには、「自分を動かす力」、つまりそれを習慣化する力が不可欠です。

これからは、表面的なノウハウや技術に頼るのではなく、本質的な力を身につけて、長期的に安定した成果を手に入れましょう!


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。

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