今流行りの「ありのままの自分を出そう」だけでは結果が出ない理由

今流行りの「ありのままの自分を出そう」だけでは結果が出ない理由

どうも、岩崎です。

今日は、最近よく耳にする「ありのままの自分を出そう」「自分らしさを発信しよう」というメッセージについて話をしたいと思います。特にビジネスで、これを実践してもうまくいかない理由についてです。

ここ数年、「自分らしさを発信すればビジネスがうまくいく」といったメッセージが広まってきました。特にSNSを使った発信でよく目にしますね。でも、私はその考え方には少し疑問を感じています。

実際に私はSNSをほとんど使っていないので、むしろ時間の無駄だと感じています。

では、なぜ結果を出せているのかというと、「自分らしさ」を単なる自己表現ではなく、相手に価値を届ける形で生かしてきたからです。

例えば、私がアドバイスしてきたクライアントも、「自分らしさを発信しているのにお客さんが増えない」と悩んでいました。彼女は自己表現に力を入れていましたが、それが結果に結びついていなかったんですね。このケースは、SNSを使わない私にとっても共感できるものでした。

自分らしさだけでは自己満足で終わる

「自分らしさを出す」こと自体は大切ですが、それが自己満足で終わってしまうと、やはり結果は出ません。例えば、何かを発信するときに、自分の感情や価値観を前面に押し出したとしても、それが相手にとってどう役に立つのかがはっきり見えてこない場合、その発信は効果を持たないことが多いんです。

発信は、相手の視点に立って、何が求められているのかを考えることが大切なんですね。

自分らしさを武器にするための考え方

自分らしさを武器にするには、ただ自己表現にこだわるだけではなく、相手のニーズに応じて自分の個性をどう役立てるかがポイントになります。

例えば、私が手掛けた金魚アートのプロジェクトでも、ただ自分の創造性を発揮するだけではなく、お客さんが何を期待しているのかを理解し、その期待に応える形で作品を提供しました。

こうやって、相手が何を求めているのかを理解し、その解決策を自分の強みを活かして提供することで、自分らしさが結果に結びつくわけです。

例:相手にとっての価値を考える

く、「忙しい家庭向けの時短レシピ」や「健康志向の家族向けメニュー」を提案することで、相手にとって役立つ情報になります。これが、相手のニーズに基づいた「自分らしさ」の活かし方です。

ニーズとは何なのか?

さて、ここで少し「ニーズ」について触れておきたいと思います。ビジネスにおけるニーズとは、相手が解決したい問題や満たしたい欲求のことです。

たとえば、「もっと効率よく仕事をこなしたい」とか「手軽に健康的な食事をとりたい」といった具体的なニーズが典型例です。これらのニーズに応えることで、私たちはビジネスのチャンスを得ることができるんです。

ただし、相手が自分のニーズをはっきり言語化できていない場合が多いのも事実です。だからこそ、相手の行動や言葉からニーズを見つけ出し、それに応じた価値を提供することが求められるわけです。次回は、この「ニーズ」をどう理解するか、具体的な方法についてお話しします。

自分らしさを活かすための3つのステップ

では、どうやって自分らしさを効果的に活かして集客やビジネスの成功につなげるか。そのための3つのステップをお伝えします。

1. 相手のニーズを理解する

まずは、相手が何を求めているのか、どんな問題を抱えているのかを理解することが重要です。自分が発信したいことよりも、相手にとって価値のある情報に焦点を当ててください。

2. 自分らしさを価値に変える

自分の個性や強みを、相手のニーズに応じた形で表現します。たとえば、自分の経験を相手の問題解決に役立つ形で提供することで、自分らしさが「価値」に変わります。

3. 行動を促す発信をする

最後に、相手が次に取るべき具体的な行動を示すことが重要です。「この方法を試してみてください」といった形で、相手がすぐに実行できるアクションを提示することで、発信が効果を持つようになります。

やっぱり、自分らしさだけでは足りない

「自分らしさを発信しよう」というメッセージは魅力的ですが、それだけではビジネスの結果を出すのは難しいです。大切なのは、相手が何を求めているのか、そのニーズに応じた形で「自分らしさ」を活かすことです。次回は、ニーズをどう理解するか、具体的な方法をお話ししますので、ぜひ参考にしてみてください。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。