お腹まわりと口の中を甘く見ると、脳にくる話

どうも、岩崎です。

「最近ちょっとお腹まわりがきつくなってきたなぁ」って思う瞬間、ありませんか?

私はあります。特に冬の終わりごろ、鏡の前で「あれ?シャツのライン、去年と違う…」ってなるとき。

まあ、年齢的に多少はしょうがないとは思うんですけど、それを言い訳にしてるとあとでしんどい目に遭うんですよね。

で、今日のテーマなんですが──

お腹と歯ぐきのダブルパンチが、じわじわと“脳”に効いてくるって話です。

実際、最近の研究では、肥満と歯周病の組み合わせが、認知症リスクをかなり高める可能性があるって言われてます。

最近わかった話なんですけどね、

アメリカのワシントン大学の研究によると、内臓脂肪が脳の炎症と関係しているってことがわかったそうなんですよ。

しかもそれ、50代くらいからすでに始まってるっぽいと。

つまり、「最近ちょっと太ってきたな〜」って気づいたころには、もう脳に炎症が出始めてるかもしれないってことなんですよね。

 

で、さらに怖いのが、

そこに歯周病が加わると、もっとヤバいということ。

広島大学の研究では、

高脂肪のエサで太らせたマウスに歯周病菌を口から入れたところ、

「肥満だけ」「歯周病だけ」では認知機能に影響がなかったのに、

「肥満+歯周病」のセットだけが、明確に脳のパフォーマンスが下がったとのこと。

しかもそのとき、脳の中でミクログリアっていう免疫細胞が過剰に活性化してて、

それが神経細胞を壊してるっぽい、という話なんですね。

ざっくり言うと、脳の中で“静かな火事”が起きてるような状態

自分では気づかないまま、少しずつ集中力が落ちたり、判断が鈍くなったりしてるかもしれません。

 

これって、ちょっと仕事にも直結する話だと思いません?

  • 「最近、アイデアが浮かびにくくなってきたなあ」
  • 「会話の中で言葉がすっと出てこない」
  • 「やるべきことがあったのに、つい後回しにして忘れてる」

そんなとき、つい「やる気の問題かな」とか「年齢かな」と片づけてしまいがちですけど、

実は「体の中が炎症でごちゃついてる」ってことが原因かもしれないんですよね。

 

でね、こういう話になると「じゃあどうしたらいいの?」ってなると思うんですが、

実はそこまで難しいことじゃなくて、

ほんのちょっとした生活の工夫で、火事の元を消すことができるんです。

たとえば、

  • ちょっと散歩を増やす(1日15分でもOK)
  • 野菜の量を少し意識して増やす(色の濃い野菜)
  • 夜食を減らす(とくに脂っこいもの)
  • 歯ブラシのあと、フロスを使う習慣をつける(←これ地味に効きます)

こんな小さなことでも、脳内の炎症レベルを下げる手助けになるんですよ。

 

私自身、めんどくさがりなので、全部完璧にはできませんけど、

夜のラーメン断ち+歯医者の定期検診だけは続けてます。

で、これをやると不思議と朝の頭の回転が軽くなるんですよね。

脳の中がスッキリしてる感覚というか。

 

つまり結論としては、

お腹まわりと歯ぐきの状態って、未来の自分の脳を守ることにめっちゃ直結してるってことです。

見た目の問題でも、健康診断の数値でもなく、

「今日の思考力」や「5年後の集中力」に直結するとなると、

ちょっと真剣に向き合ってもいいんじゃないでしょうか。

 

P.S.

「虫歯予防のために歯を磨きなさい」って昔から言われてきたけど、

今は「ボケ防止のために歯を磨きなさい」って言われる時代かもしれませんね。

歯ブラシとフロスと、30分の散歩。

これが、私の脳トレ三種の神器です(笑)


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。