人は考えて買うのではなく、感じてから理由をつけている

この記事の要点

  • 人は理屈だけで買っているのではなく、まず感覚で 良さそう を判断しています。
  • そのあとで、実績や価格やお客様の声のような論理で、自分の判断を後押しします。
  • だから集客では、説明より先に第一印象、とくに写真やビジュアルがかなり大事です。

どうも岩崎です。

写真を撮っていて、つくづく思うことがあります。

良い写真かどうかって、見た瞬間にだいたいわかるんですよね。

理由を考える前に、もう何かを感じている。あ、良いな、が先に来る。で、そのあとに、なぜ良いのかを言葉で説明し始める。

これ、人の買い物とまったく同じだと思うわけです。

人は感情で動いて、あとから理屈をつけます

マーケティングの世界では、人は感情で買って、論理で正当化するとよく言われます。

私はこれ、かなりその通りだと思っています。

たとえば、新しいカメラが欲しくなった時って、最初から理屈だけで買っていないんですよね。

なんか欲しいな、これ良さそうだな、が先にある。そのあとで、このレンズがあれば仕事の幅が広がるとか、撮影料金を上げられるかもとか、元が取れるかもとか、いろいろ理由を並べ始める。

でも本音を言えば、最初の時点でだいたい心は決まっているんです。あとは自分を納得させる材料を集めているだけだったりします。

この流れ、身に覚えがある人は多いと思います。私もかなりあります。

最初の印象で、だいたい勝負は決まっています

これをビジネスに置き換えると、論理的に良いものを作れば売れる、は半分しか合っていないんですよね。

どれだけ中身が良くても、最初の印象で なんか違うな と思われたら、その後の説明はなかなか入りません。

ホームページを開いた瞬間。LPの最初の画面。YouTubeのサムネイル。SNSに流れてきた一枚の写真。人はここで、見続けるかどうかをほぼ無意識で決めています。

写真家として言わせてもらうと、一枚の写真が刺さるかどうかって、本当に一瞬です。構図、色、光、空気感、そのへんを全部言語化する前に、もう感じてしまっているんですよね。

だから、写真の選び方は集客に直結します。

写真やビジュアルは、思っている以上に影響が大きいです

人は文章を読む前に、先に見た目の空気を受け取ります。

なので、テキストで何を書くかも大事なんですが、その前にどんな印象を見せるかの方が先なんですよね。

  • ホームページのヘッダー画像が暗い、古い、なんとなく雑だと、それだけで不安になる
  • プロフィール写真が微妙だと、この人に任せて大丈夫かな、が先に立つ
  • 商品写真が弱いと、同じ商品でも安っぽく見える
  • サムネイルや投稿画像が弱いと、そもそも中身まで見てもらえない

こういうことって、本当に普通に起きています。

写真にお金をかけるのはもったいない、という声をよく聞きますが、実際には写真の質が売上や反応にかなり影響しているケースは多いです。

しかも本人はそこに気づいていないことが多いんですよね。中身はいいのに、入口で損している。これは本当にもったいないです。

感情を動かしてから、論理で背中を押します

じゃあ論理はいらないのかというと、もちろんそんなことはありません。

感情が動いたあとに、やっぱり買おう、やっぱりお願いしよう、と決断させるためには論理が必要です。

価格の根拠、実績、お客様の声、比較表、保証、こういうものは全部、感情で動いた気持ちを後押しする材料として機能します。

順番が大事なんですよね。

先に感情が動く。そのあとで論理が背中を押す。この順番です。

逆に、最初から論理だけで説得しようとすると、だいたい重たくなります。説明は丁寧なのに、なぜか刺さらない、という状態になりやすいです。

まず なんか気になる を作る方が先です

LPも、ホームページも、チラシも、SNSの投稿も、最初に作るべきは なんか気になる なんですよね。

この なんか の正体は、かなりの割合でビジュアルと第一印象です。

論理的に正しいかどうかを考える前に、見た瞬間に何を感じるかを見直した方が、集客は改善しやすいことが多いです。

説明を増やす前に、まず写真を見る。文字を足す前に、先に空気感を見る。ここをやるだけでも変わります。

人は考えて買うのではなく、感じてから理由をつけています

人は理屈だけで買っているわけではありません。まず感じる。そのあとで理由を探します。

だから、どれだけ中身が良くても、最初の印象でスルーされたら届かないんですよね。

感情を動かしてから、論理で背中を押す。この順番を外さないこと。とくに最初の入口では、写真やビジュアルがかなり大事です。

今日から、自分のホームページやSNSの写真を少し見直してみてください。論理的に正しいかどうかより先に、見た瞬間に何を感じるか。そこを見た方が早いことは本当に多いです。

それでは。

よくある質問

論理的に良い商品なら、説明を増やせば売れますか?

説明は大事ですが、それだけでは弱いことが多いです。まず第一印象で 気になる を作って、そのあとで論理で背中を押す方が流れとして自然です。

写真は本当にそんなに重要ですか?

かなり重要です。人は文章を読む前に先に見た目の印象を受け取るので、写真やビジュアルが弱いと中身まで届きにくくなります。

論理はどこで使えばいいですか?

感情が動いたあとです。実績、お客様の声、価格の根拠、保証などは、相手の気持ちを正当化し、決断を後押しする材料として使うと機能しやすいです。

P.S.

良い写真を撮ってもらうのは高い、と思う方もいるんですが、一度撮ったプロフィール写真って、ホームページ、SNS、名刺、チラシ、メルマガ、いろんな場所で何年も使えるんですよね。1回の撮影代だけで見ると高く見えても、長い目で見るとわりと安い投資だったりします。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。