どうも、岩崎です。
前回、基準値に囚われることの危険性とその裏にある真実 という話をしました。じゃあその次に「考えるべきことのステップです。
ビジネスの売上を伸ばしたいなら、ファネルの設計にもう一度注目してみるのがポイントです。ファネルって何かと言うと、マーケティングにおけるお客さんがどのように流れていくか、つまり「集客から成約までの流れ」のことです。
この流れをしっかり設計しておくことで、結果が大きく変わるんですよ。設計の仕方ひとつで、途中の数字や成果がガラッと変わってしまうことも少なくありません。
お客さんの流れマーケティングファネルを理解して売上を最大化!
体験コンサルの例で考えてみよう
例えば、コンサルサービスを提供している場合、どうやってお客さんを惹きつけ、最終的に契約に結びつけるかが大切ですよね。多くのビジネスでは、バックエンド(最終的な高価格サービス)にメインのコンサルを設定して、その前にフロントエンド(初めての接触)として体験コンサルを提供することが多いです。
この体験コンサルを無料で提供したら、たしかに成約率は上がるかもしれません。人は「無料」に弱いですし、無料なら試してみようと思うのは自然なことです。でも、フロントエンドのコンバージョン率が高くなったとしても、それが売上にどう繋がるかはまた別の話。
たとえば、無料体験コンサルで多くのお客さんを集めても、その後バックエンドの高価格コンサルに繋がらないなら、ビジネスとしての利益は上がりにくくなるんですよね。
ファネル全体をどうデザインするか
ここで重要なのは、ファネル全体をどうデザインするかということです。単に「コンバージョン率が高いからいいや」と思わないで、最終的にどういう結果を目指すのかを見据えて設計する必要があるんです。
例えば、無料の体験コンサルから高価格なコンサルへとスムーズに移行できるような流れを作るとか、あるいはフロントエンドの価格を少し上げてみて「本気度の高いお客さん」だけをターゲットにする戦略も考えられます。
ファネルの設計をほんの少し変えるだけで、全体の売上やお客さんの反応が大きく変わることがあります。だからこそ、一度自分のビジネスの流れを振り返ってみて、どこに改善の余地があるかを考えてみるのが良いかもしれません。
まとめ
ビジネスのファネル設計は、単純な数字だけを追い求めるのではなく、お客さんがどのようにサービスを体験し、最終的にどんな結果を得るのかという全体の流れを考えることが大切です。
ファネルの設計次第で、成約率や売上が劇的に変わることがあるので、ぜひ一度じっくりと自分のファネルを見直してみてください。
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