どうも岩崎です。
「うちの商品、いいと思うんですけどね〜。でも売れないんですよ」
っていう相談、本当に多いんですよ。
真面目に作ってる。手抜きもしてないし、実際に使った人の評価も悪くない。
それなのに、全然反応がない。
そういうときって、つい「もっと性能を上げた方がいいのかな」とか、「値段が高いのかも」って考えがちなんですが……。
いやいや、ちょっと待ってください。
売れない理由の多くは、「商品の質」じゃなく「伝え方」にあるんです。

お客さんは説明じゃなく感情で動く
たとえば、昔サポートしたある方がいました。
素材にとことんこだわって、完全無添加・手作業で仕上げたオーガニッククッキー。
自分の子どもに安心して食べさせられるように…という思いで、ほんと丁寧に作られてました。
でも、売れない。
なぜか?
販売ページにはこう書いてありました。
グルテンフリー・乳化剤不使用・有機アーモンド使用
いや、それはそれで素晴らしいんですよ。
でもね、それを読んだ人の頭には「へぇ…」で終わってしまう。
買う理由としてピンとこないんです。
じゃあ、こう書いたらどうでしょう?
おやつのたびに「これ、大丈夫かな」って不安になるママへ。
完全無添加・アレルゲンフリーの安心おやつ、作りました。
これだけで、急に自分ごとになりますよね。
つまり、お客さんは「どれだけ良いか」じゃなくて、
「私の悩みに合ってるか?」で動くんです。
売れないのは理解されていないだけかもしれない
「いい商品なのに売れない」のは、
相手に伝わってないだけのことが多いです。
才能やセンスが必要ってわけじゃありません。
- 誰に向けているのか?
- どんな気持ちで読まれるのか?
- どこで引っかかって止まっているのか?
このあたりをちゃんと考えて言葉を選ぶだけで、反応はまったく変わってきます。
伝え方で変わる、というより「伝え方がすべて」
お客さんが動かないのは、興味がないんじゃなくて、
よくわからないから動けないだけ。
だからこそ、スペックよりも、感情に届く伝え方を。
「この商品がどう役立つか」
「どんな気持ちに応えられるのか」
「どんな未来が想像できるのか」
この視点を持つだけで、ちゃんと届きます。
まずは伝わる言葉に直してみる
いい商品ほど「知る人ぞ知る」になりがちなんですけど、
それ、ほんともったいない。
ちゃんと伝われば、もっとたくさんの人に届きます。
伝え方が変われば、結果が変わります。
P.S.
私も昔、写真機材のスペックばっかり語って、全然仕事につながらなかった時期がありました(笑)
「このレンズすごいでしょ!」って言えば言うほど、お客さんは静かになっていったという…。
今思えば当たり前なんですよね。
お客さんが知りたいのは、そのレンズでどんな写真が撮れるのかの方。
つまり、スペックよりも、気持ちに届く説明って事です。
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