どうも、岩崎です。
習慣化を活用して行動を楽にする方法について考えてみましょう。タイトルにもある通り、習慣の力を上手に利用することが大事です。新しいことを始める時、私たちは意志力やエネルギーを消費しますが、これが習慣化することでその消耗を大幅に抑えることができます。
意志力は有限である
何か新しい行動を始めるとき、特に慣れていないことや新しい挑戦は、非常に大きなエネルギーを必要とします。このエネルギーは「意思力」と呼ばれることが多く、モチベーションや思考力とも言えます。意思力は有限であり、使いすぎると他の場面で集中力ややる気が保てなくなるのです。
例えば、毎日歯を磨くことを考えてみてください。
これには意識的なエネルギーや意思力を必要としません。
もうすでに習慣化されているため、ほとんど自動的に行われます。これが習慣化の力で、エネルギーを節約し、日常の行動をスムーズにしてくれます。
なぜ習慣化が難しいのか
人間の脳には、現状を維持しようとする力(ホメオスタシス)が働いています。
これは生物学的な本能であり、変化をリスクとして捉え、元に戻ろうとする力が強く働くため、新しい習慣を身につけようとすると抵抗を感じるのです。
だからこそ、多くの人が「明日から早起きしよう」「毎日10ページ本を読もう」と決意しても、しばしば挫折してしまいます。
変化は自然なプロセスであり、失敗することは当然です。この事実を理解し、自己嫌悪に陥らないことが重要です。
習慣化するためのステップ
ここで、習慣化するための具体的な方法を2つのステップに分けてご紹介します。
1. まずは「毎日やる」ことを目標にする
最初のステップは、行動の結果や量を気にせず「毎日やる」ことにフォーカスすることです。多くの人は、行動そのものと結果の2つを同時に目標にしがちですが、これが失敗の原因です。
まずは、毎日続けることが最優先です。
ここで大切なのは、ハードルを低く設定すること。例えば、たった1分でもいいので毎日何かを行うことです。このハードルを下げることで、続けやすくなり、結果的に習慣が身に付きます。
どんな状況でも「必ずできる」というレベルにまでハードルを下げてください。
2. 徐々に目標を引き上げる
習慣化が定着してきたら、次に少しずつ目標を引き上げていきます。最初から高すぎる目標を設定してしまうと、挫折するリスクが高くなります。
例えば、最初は1分から始め、次は2分、3分と徐々に行動を拡大していくのが効果的です。
外部ツールを活用する
習慣化を成功させるためには、外部ツールの利用もおすすめです。アプリやカレンダー、リマインダーなど、自分に行動を促す仕組みを作ることで、忘れたり挫折したりする可能性を減らせます。
毎日チェックするものにタスクを設定しておくことで、行動を自動化しやすくなります。
まとめ
習慣化は、エネルギーを節約し、日々の行動をスムーズにする強力なツールです。しかし、変化に抵抗する脳の仕組みを理解し、まずは「毎日続ける」ことに集中するのがポイントです。
ハードルを低く設定し、外部のサポートを活用して、無理なく続けることで、新しい習慣を確実に身につけることができるでしょう。
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苦痛なくエネルギーを節約して行動するための究極の方法
「やらなくちゃ」と思っても、なかなかスタートできなかったり継続できないということはよくあります。これは人間の性質上、自然なことなので過剰にネガティブになる必要はありません。
しかし、行動しなければ結果は出ませんから、やはり行動するための対策は重要です。実は習慣力を使うことによって、モチベーションや意志力をほとんど使うことなく、楽に行動することができます。
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