どうも、岩崎です。
「今日から毎日運動する!」
「今度こそ朝型生活にする!」
意気込んで始めても、3日もすれば「まぁ、また今度でいいか」となってしまう。
これ、あるあるですよね。
でも、これって別にあなたの意志が弱いわけじゃないんです。
むしろ、人間の脳の仕組みからすると「続かない方が普通」。
なぜなら、意志力には限界があるから。
そして、意志の力だけで頑張ろうとすると、途中でガス欠になってしまうわけです。
じゃあ、どうすればいいのか?
ポイントは、意志力をほとんど使わずに習慣化すること。
今日は、脳を疲れさせずに「続けられる仕組み」を作る方法について話していきます。

意志力は「バッテリー」みたいなもの
意志力って、「やる気のエネルギー」とも言い換えられますが、これには限界があります。
これは心理学で「自我消耗(Ego Depletion)」と言われる現象で、決断や努力をするたびに脳のエネルギーがどんどん消耗していく。
例えば、
朝のうちは「今日は健康的な食事にしよう」と思えても、
夜になると「もういいや」とジャンクフードを食べちゃう。
これも、1日の中でいろんなことを考えすぎて脳のバッテリーが切れているから。
つまり、意志力だけに頼って行動しようとすると、
「頑張れるのは最初だけ」になってしまうんです。
習慣を定着させる3つのポイント
1. 「決断」を減らす
人間は1日に約3万5千回も決断しているらしい。
「何を着るか」「何を食べるか」「どの道を通るか」…
こういう小さな決断の積み重ねが、意志力を削ってしまう。
だから、新しい習慣を身につけたいなら、
できるだけ「迷わない状態」を作ることが大事。
例えば、
- 運動習慣をつけたいなら、ウェアとシューズを枕元に置いておく
- 朝起きたら「これをやる」と決めておく(例:起きたら5分ストレッチ)
- 昼ごはんは「AかBのどっちか」とあらかじめ決めておく
こうやって「やるべきことを迷わなくていい状態」にするだけで、習慣化しやすくなる。
2. 小さく始める(ミニマムルール)
人は「いきなり完璧にやろう」と思うと、途中で挫折する。
だから、新しい習慣を作るときは、とにかくハードルを低くするのがポイント。
例えば、
- 「腕立て伏せを毎日30回やる!」じゃなくて、まずは1回から
- 「毎日1時間勉強する!」じゃなくて、1分だけやってみる
- 「ランニングを毎日5km!」じゃなくて、まずはウェアを着るだけ
この「小さく始める」方法は、心理学で「スモールステップ法」とも言われています。
最初のハードルを低くして「やった」という成功体験を積み重ねるのが、習慣化のコツ。
3. 「報酬」を仕組み化する
脳は「ごほうび」があると、行動を続けやすくなる。
これは「ドーパミン」という神経伝達物質の働きによるもので、楽しいこと・嬉しいことがあると習慣化しやすい。
例えば、
- 運動したらお気に入りのプロテインを飲む
- 勉強したらコーヒーを1杯飲む
- 仕事が終わったら、好きな映画を見る
こうやって「これをやったら〇〇できる」という仕組みを作ると、習慣が長続きしやすいんです。
まとめ
結局のところ、新しいことを始めても続かないのは、
あなたの根性が足りないわけじゃなくて、脳の仕組みを理解していないからなんです。
どれでもいいので、試してみてください。
続けられる環境を作れば、意志力なんてほとんど使わなくても大丈夫。
気づいたら、やるのが当たり前になってるはずです。
ではまた。
いわさき写真教室をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。