「すごい!」じゃなくて「わかる!」が心に響く時代へ。理想の人にだけ届く共感の周波数の合わせ方

どうも岩崎です。

前回の投稿で「誰にでも合う服」じゃなくて「たった一人の人に届ける服を仕立てよう」って話をしました。

で、今回のお話は、そのたった一人が頭に思い浮かんできたあと。

「で、どうやって声をかければいいんだっけ?」

って、またちょっと悩み始めるタイミングについてです。

結構みんなここで昔のクセに戻るんですよね。

「よし、もっとスゴそうに見せよう!」って、また無意識に声を張り始めちゃう。

でも、届けたいのが「たった一人」なら、声を張る必要なんてないんです。

むしろ、声を張ると、心地よい距離感はどんどん壊れてしまいます。

今回のテーマは、「声を張らずに、ちゃんと届く」共感の周波数の合わせ方です。

スペックを叫ぶより、価値観を語る

これ、めちゃくちゃよくあることなんですけど、

つい「商品のすごさ」を語っちゃう人、多いです。

「このドリルは1分間に5000回転です!」

「このPCは最新のメモリ搭載で、動画編集が超快適!」

でも、これってラジオで言うところの「ザーッ」っていうノイズになってることが多くて。

たぶん、多くの人には響かないんですよね。

大事なのは、そういうスペックじゃなくて、

それを手にしたあとに「どんな時間を過ごせるか?」っていう未来。

たとえば、

「このドリルがあれば、週末に子どもと一緒に、世界で一つの棚を作れますよ」

「このPCなら、ずっと温めてたアイデアを、静かな夜にゆっくりカタチにできます」

っていう感じです。

これってスペックじゃなくて、価値観の話ですよね。

その人が大事にしている時間や想いを、そっと撫でるような言葉。

ここに共感の周波数があります。

完璧なヒーローより、隣で笑える仲間になろう

もう一つよくあるのが、「完璧な人を演じちゃう」パターン。

「私はこんなに実績があります」

「私はこんな方法で成功しました」

もちろん、それが役立つときもあるんですが…

でも本当に「信頼」されるのは、

「実は昔、全然うまくいかなくて…」

「最初はめちゃくちゃ逃げ腰で…」

って話をしてくれる人なんですよね。

「私も昔はそうだったよ」って言われると、ホッとするじゃないですか。

理想の人と信頼関係を作るって、そういう「弱さの共有」から始まります。

だから、完璧を見せるんじゃなくて、

ちょっと笑える失敗談とか、当時の気持ちとか、素の自分を出してみてほしいなと思います。

拡声器じゃなくて、万年筆で届けよう

最後に、一番大事なところです。

ブログもSNSも、拡声器じゃないんですよ。

よーし、集めるぞ!って構えるんじゃなくて、

そっと万年筆を取り出して、目の前のたった一人に手紙を書くような気持ちで向き合ってほしい。

「こんにちは!」じゃなくて、

「このページを見てくれているあなたへ」

「おすすめです!」じゃなくて、

「もしあなたが今、少し立ち止まっているなら、私の失敗もきっと意味があると思うんです」

みたいな。

そういう一通の手紙は、大勢には響かないかもしれません。

でも、そのたった一人には、ちゃんと届くんです。

しかも深く。

「たくさんの人に届けたい」って気持ちは、

「一人の人に丁寧に届ける」から始まります。

そしてその周波数は、たぶんこれからの時代に、ますます大事になっていく気がしてます。

ではまた。


P.S.

この前、ある方に言われたんです。

「岩崎さんの文章って、なんか自分にだけ届いてる感じがするんですよね」って。

めちゃくちゃうれしかったです。

だって、それがまさに私が意識してる周波数だから。

誰にでもじゃなくて、

たった一人にちゃんと届く言葉。

そんな言葉を、これからも書いていけたらなと思ってます。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。