時間はあるのに疲れてるだけかも?優先順位じゃなく、エネルギー配分の話

どうも岩崎です。

先日、近所のカフェでマッタリしてたら、隣の席からこんな声が聞こえてきました。

「最近、時間はあるんだけど、やる気が出なくてさ…」

「うんうん、あるある。」

で、これって実はすごく多いんですけど、

本人は「自分の意志が弱いのかな」とか「もっと頑張らなきゃ」って思っちゃうんですよね。

でも、私の考えはちょっと違ってて。

それ、やる気がないんじゃなくて、

ただのエネルギー切れなだけかもしれませんよ?

意思決定力って、減るんです

たとえばスーパーで、1個100円のチョコを買うかどうかでものすごく迷ったりしませんか?

そんな人でも、朝イチならスパッと決断できてたのに、夕方になると「うーん、どうしようかな…」ってなってくる。

これはまさに、意思決定に使えるエネルギーが減ってきてる状態です。

これ、脳科学の世界でもちゃんと証明されていて、人間の「決める力」って有限なんですね。

スマホもバッテリーが減ると動作が重くなりますけど、あれと同じです。

「やらない」のではなく「できない」だけかも

だから、「やる気がない」んじゃなくて、ほんとはもうエネルギー切れなんです。

この状態で「もっと頑張らなきゃ」とか「意識が足りない」とか言っても、ぜんぜん意味がない。

私がよくクライアントさんに言うのは、「それは意思の問題じゃなくて、仕組みの問題です」ってこと。

夜の21時に事務作業ができないのは、意思が弱いんじゃなくて、脳の残りバッテリーが1%とかだから。

エネルギーの使い方を変えるだけで、全体がうまく回る

大事なのは、時間じゃなくて「いつ」「どの作業に」「どのくらいのエネルギーを使うか?」の配分。

これを意識するだけで、ほんとに世界が変わります。

たとえば、エネルギーの高い午前中に
「発信のネタを考える」とか「大事な意思決定をする」

逆に、エネルギーの低い午後は
「作業的なタスク(画像整理とか書類のスキャン)」にあてる。

これだけでぜんぜん違います。

毎日の疲労感の質が変わってくるし、「できなかった自分」を責める時間も減る。

「戦略的にサボる」って最強です

たとえば私も、週に2〜3回は仕事の途中で1時間くらい散歩に出ます。

音楽聴いたりして、いったん“脳を放電”するんですね。

これ、ものすごく非効率に見えるけど、逆です。

1回しっかり放電しておくと、午後の作業スピードが2倍くらいになることもあるんで、結果的にトータルでめちゃくちゃ効率がいい。

戦略的にサボる。

これ、経営者とか一人で仕事してる人には特に大事なスキルです。

「なんか疲れてるなあ…」と思ったら、
まずは「本当に時間がないのか?」「単にエネルギー切れなのか?」

一度、自分に問いかけてみてください。

それだけで、行動の選び方が変わってくると思います。

ではまた。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。