この記事の要点
- 読者は最初の数秒で「読む価値があるか」を判断しているので、冒頭で興味を持たれなければ離脱されやすいです。
- 最初の壁は「読まない」ではなく「読む前の選別」で、ここを越えるために冒頭文の設計がかなり重要です。
- 読まれる冒頭文は、共感型・意外性型・疑問型の3つを意識すると作りやすいです。
どうも岩崎です。
今日はコピーライティングの話です。
テーマは、冒頭文ですね。
ブログって、中身ももちろん大事なんですが、その前に「読まれるかどうか」を決める場所があります。
それが最初の1文です。
今日はそこを整理してみます。
読者は読まないのではなく、読む価値があるかを一瞬で見ています
ブログを読む人はちゃんといます。
でも、その人たちは最初の数秒で「これは自分に関係あるか」を判断しています。
なので、どれだけ中身が良くても、冒頭で引っかからなければその先は読まれにくいんですよね。
今は読まない時代というより、「読む前の選別がかなり速い時代」だと思った方が正確です。
最初の壁は「読まない」ではなく「選ばれない」です
コピーライティングには、有名な「3つのNot」という考え方があります。
読まない。信じない。行動しない。
この考え方自体は今もかなり大事です。
ただ実感としては、最初の壁は「読まない」というより、「読む前に選ばれない」なんですよね。
つまり、読者は読書する気がないわけではなく、自分に関係あるものだけを瞬時に拾っているわけです。
だから冒頭文って、ただの書き出しではなくて、最初の選別を通過するための一文なんです。
このNot Readについては、以前動画講義でも話しているので、あわせて見ていただくと理解しやすいと思います。→ 動画講義はこちら
丁寧な前置きから入ると、だいたい離脱されます
ここでやりがちなのが、丁寧な自己紹介とか、長い前置きから入ってしまうことです。
もちろん書いている本人としては親切なつもりなんですが、読む側からすると、今の自分に関係あるかどうかが見えないんですよね。
すると「自分向けじゃないな」と一瞬で判断されて、そのまま閉じられます。
つまり、丁寧さより先に必要なのは、自分ごととして感じてもらうことなんです。
読まれる冒頭文には型があります
とはいえ、毎回ゼロから考えるのは大変ですよね。
なので、冒頭文には型があると思っておいた方が楽です。
特に使いやすいのは、共感型、意外性型、疑問型の3つです。
この3つを知っているだけでも、かなり書きやすくなります。
共感型は「それ、私のことだ」と思わせる型です
ひとつ目は共感型です。
読者が今まさに抱えている悩みや不満を、最初にそのまま言葉にするパターンですね。
たとえば、「ブログを書いても全然読まれない、と感じていませんか」みたいな入り方です。
こう言われると、当てはまる人は一気に自分ごとになります。
共感型の強さは、読者の頭の中にあるモヤモヤを先に代弁してあげるところにあるんですよね。
意外性型は、常識を少しひっくり返す型です
ふたつ目は意外性型です。
読者が当たり前だと思っていることを、最初の1文で少しひっくり返すやり方ですね。
たとえば「ブログは中身より冒頭でほぼ決まります」とか、「丁寧な書き出しほど読まれないことがあります」みたいな形です。
人は、常識が少し揺さぶられると続きが気になるんですよね。
ただし、ここは煽りすぎると薄く見えるので、ちゃんと本文で回収できる範囲にした方がいいです。
疑問型は、読者の頭の中を動かす型です
みっつ目は疑問型です。
読者に問いかける形ですね。
「なぜブログは冒頭で離脱されるのか、考えたことはありますか」みたいな入り方です。
問いかけられると、脳は自然と答えを探し始めます。
なので、疑問型はかなり自然に続きを読ませやすいです。
特に、読者がまだ言語化できていないテーマに対してはかなり強いです。
3つとも共通しているのは「自分ごと化」です
共感型、意外性型、疑問型。
この3つは形は違いますが、やっていることはかなり似ています。
要するに、最初の1文で「これは自分に関係ある」と思わせることなんですよね。
ここができると、読者はその先を読む理由を持てます。
逆にここがないと、どれだけ内容が良くても流されやすいです。
写真でも、入り口の作り方で結果が変わります
私は写真の仕事でも、この感覚をかなり使います。
ポートフォリオサイトのトップに何を置くかで、その先まで見てもらえるかどうかがかなり変わるんですよね。
以前、無難な自己紹介文を最初に置いていた頃は、離脱率がかなり高かったです。
でも、「なぜこの写真は、見た瞬間に人の足を止めるのか」みたいな問いかけに変えたら、滞在時間が明らかに伸びました。
文章も写真も同じで、入り口の作り方でその後がかなり変わるんですよね。
冒頭文は、読者の今の状態から逆算して作ります
なので、冒頭文を書く時に一番大事なのは、文章のうまさより、読者の今の状態を想像することです。
今どんなことで困っているか。
どこにモヤモヤしているか。
何を言われたら「それ、私のことだ」と思うか。
そこから逆算して最初の1文を置くと、かなり読まれやすくなります。
読まれるかどうかは最初の1文で決まる。冒頭文の作り方
読者は記事を読む前に、最初の数秒で「これは自分に関係あるか」「この先を読む価値があるか」を判断しています。
だからこそ、どれだけ内容が良くても、冒頭で引っかからなければその先は読まれません。
最初の壁は「読まない」ではなく「選ばれない」です。そしてその壁を越えるために、冒頭文の設計がかなり重要になります。
共感型、意外性型、疑問型。この3つを意識しながら、読者の今の状態に刺さる1文を置く。
それだけで、記事全体の読了率はかなり変わってくると思います。
それでは。
よくある質問
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冒頭文は短い方がいいですか?
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基本的には短い方が強いです。最初の役割は説明しきることではなく、続きを読ませることなので、まずは一瞬で意味が伝わる長さを意識した方がいいです。
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自己紹介は冒頭に入れない方がいいですか?
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入れてもいいですが、読者の興味をつかんだ後の方が安全です。最初に長く入れると、自分に関係ないと判断されやすくなります。
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3つの型のうち、どれが一番おすすめですか?
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まずは共感型が使いやすいと思います。読者の悩みをそのまま言葉にするだけでも、自分ごと化しやすく、かなり強いです。
P.S.
ポートフォリオの見せ方も、実は冒頭文と同じ理屈です。最初の1枚に何を選ぶかで、その先を見てもらえるかどうかが決まります。文章も写真も、入口で足を止められるかどうかがかなり大きいんですよね。
