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売り込まなくても「欲しい」と言われる仕事のつくり方

どうも、岩崎です。

仕事をしていると、どうやって売ればいいのか悩むことってありますよね。

でも、「売る」のが苦手だからといって、売り込まないと買ってもらえないわけじゃないんです。

むしろ、「これ欲しい」とお客さんから言われる仕事をつくることができれば、売り込む必要なんてなくなります。

今日はそのために必要な考え方について話していきます。

欲しいと言われる仕事とは

そもそも、お客さんが「これ欲しい」と思うのはどんなときでしょうか?

  • 自分にとって必要なものだと感じたとき
  • 今までにない、新しい価値があると感じたとき
  • 「これを手に入れたら嬉しい」とワクワクしたとき

この3つのどれか、もしくは全部が揃っていると、お客さんは自ら欲しいと言ってくれるんです。

つまり、仕事を売り込むのではなく、お客さんが「これ、自分に必要だな」と気づく仕組みをつくればいいわけですね。

1. 「お客さんにとっての価値」を考える

よくある失敗は、「自分が売りたいもの」を中心に考えてしまうことです。

例えば、カメラを販売しているとします。

「最新技術を搭載した高性能カメラです!」とアピールしても、カメラ初心者には響きません。

でも、

「旅行の思い出を、誰でも簡単にプロみたいに撮れるカメラです」

と言われたらどうでしょう?

「お、それなら欲しいかも」と思う人が増えるはずです。

この違いは、お客さんにとっての価値が明確かどうか。

「何ができるのか」よりも、「それを使うことでどんな嬉しいことがあるのか」を伝えるのがポイントです。

2. 価値を伝える方法を工夫する

価値を伝えるときに、「伝え方」も大事です。

例えば、次のような言葉の違いを見てみましょう。

美容室の場合

❌「当店は最高級のヘアケア製品を使用しています」

⭕「髪のダメージが気になる方でも、毎日ツヤツヤを実感できるケアを提供しています」

飲食店の場合

❌「厳選した食材を使用した本格イタリアン」

⭕「一口食べたら、まるでイタリアのレストランにいるような気分になれるパスタ」

これ、言ってることは同じなんですが、お客さんが「いいな」と感じるのは後者ですよね。

「どんな価値があるのか」が具体的に伝わる言葉を選ぶだけで、伝わり方が変わるんです。

3. 「売り込まなくても売れる仕組み」をつくる

お客さんが自分から「欲しい」と思う仕事は、偶然生まれるものではなく、ちゃんと仕組みを作れば実現できます。

例えば、こういった流れを作るのがポイントです。

1. お客さんが興味を持つ情報を発信する

ただ「商品を売ります」と言うのではなく、お客さんが「知りたい」と思う情報を発信する。

たとえば、ダイエット商品を売るなら、「痩せるための食事のコツ」を発信する。

2. お客さんの悩みに共感する

「この人は自分の悩みをわかってくれている」と思われると、自然と信頼される。

例えば、英会話スクールなら「英語を話せないのが恥ずかしいと思っている方へ」と共感するメッセージを伝える。

3. 「どうすれば解決できるのか」を示す

「こんな方法がありますよ」と解決策を伝えることで、お客さんが前向きに行動しやすくなる。

4. 「この人から買いたい」と思わせる

ここまでくると、「このサービスなら間違いない」「この人の言うことなら信じられる」と思ってもらえるようになる。

つまり、「この仕事が欲しい」とお客さんに言われる流れを作るのが大事なんですね。

まとめ

売り込むのが苦手な人ほど、「どうやって売ればいいか」を考えがちです。

でも、実は「売らなくても売れる仕事」を作ることの方が、よっぽど簡単で楽なんですよね。

「これが欲しい」と言われる仕事をつくるためには、価値をしっかり伝え、必要としている人に届く流れを作ることが大切です。

値引きや強引なセールスをしなくても、あなたの仕事を求めるお客さんは必ずいます。

その人たちに届くように、今日から一つずつやってみてください。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。