AIが何でもやってくれる時代に、結局「あなた」が問われるという話

この記事の要点

  • AIが普及するほど、ツールやノウハウそのものは差になりにくくなります。
  • その結果、誰が発信しているのか、どんな価値観を持っているのかが今まで以上に重要になります。
  • AI時代に必要なのは、便利さを使いながらも、あなた自身の世界観や理由をはっきりさせることです。

どうも岩崎です。

最近、朝の散歩ルートを変えてみたんですね。同じ道ばかり歩いていると、さすがに飽きるので。

そしたら、全然知らない路地に小さな定食屋があって、しかもランチが550円という、令和の奇跡みたいな値付けで。

週に2回くらい通ってるんですが、おじさん1人でやっていて、メニューは日替わり1種類だけ。それなのに毎日混んでるんです。

なんでだろうって、ぼんやり考えながら食べてたんですが、これ、すごくビジネスの本質を突いてるなあと思いまして。今日はそのあたりの話をしたいんですね。

AIがすごいことになっていますよね

最近、AIがどんどん賢くなっていますよね。

文章を書いてくれる。画像を作ってくれる。動画も作れる。コードも書ける。ちょっと前まで近未来の話だったことが、もう当たり前みたいになってきました。

ビジネスの集客で言えば、AIにブログ記事を書かせる、AIにSNS投稿を作らせる、そういうことも当然のようにやられています。

で、実際どうかという話なんですが、まあ便利っちゃ便利なんですよ。私も使っていますし、否定する気はまったくないです。

ただですね、ここで一つ大事な話があるんです。

みんながAIを使える時代に、何が差になるのか

ここはかなり大事です。

みんながAIを使えるってことは、全員が同じような品質の文章や画像を、ある程度のスピードで量産できる時代になるということなんですね。

思い出してほしいんですが、SEOが盛り上がった時代も、インスタが盛り上がった時代も、ツールやノウハウを使えば誰でも集客できると言われていましたよね。

でも、現実には、やっている人の大半は鳴かず飛ばずで、少数だけが結果を出していました。なぜかというと、ツールやノウハウは、それ自体では差にならないからなんです。みんなが使えるものは、差にならないんですね。

これはAIでも同じことが起きます。むしろ、もっと加速すると思うわけです。

比較するとわかりやすいです。

  • AIを使っている人
  • AIを使いながら、自分自身の価値が見えている人

長く差が出るのは、やっぱり後者なんですね。前者は便利さでは並べても、選ばれる理由までは作れないことが多いです。

定食屋のおじさんが教えてくれること

ここで、さっきの定食屋の話に戻るんですが、あのお店が毎日混んでいる理由、ちょっと考えてみたんですよ。

値段は安い。でも、安いだけなら、もっと安い店もあります。立地は良くない。むしろ路地の奥です。メニューは1種類だけ。選択肢ゼロです。

でも、混んでいる。

よく見ると、おじさんが毎朝仕入れてくる野菜にこだわりがあって、それを常連さんに嬉しそうに話しているんですね。今日はどこどこの茄子が良かったから、それを使ったよ、みたいな感じで。

つまり、その人のこだわりと人柄が理由で、人が来ているわけです。

これって、AIには絶対に作れないものですよね。AIは献立の説明はできます。でも、その人が毎朝どういう目で仕入れを見て、何を大事にして、なぜそれを続けているのか、そこからにじみ出る感じまでは代わりに生きられないんです。

結局、問われるのは あなた自身 です

ここが今日のかなり重要なところです。

AIが文章を書けるようになったことで、逆説的に、書いている人が誰なのか、その人がどんな価値観を持っているのか、なぜその人に頼むのかが、今まで以上に重要になってきます。

コンテンツの表面的な品質は、かなり均一化されていきます。だからこそ、その裏にいる人間の差が、前よりずっと見えやすくなるんですね。

これって、プロフィールや世界観の話に直結すると思うわけです。

どんな考え方をしているのか。何を大事にしているのか。なぜこの仕事をしているのか。どこにこだわっているのか。そういう部分が見えている人の方が、AI時代にはむしろ強くなります。

なぜなら、そこは誰にも簡単にコピーできないからです。

AIが賢くなるほど、世界観と理由の価値が上がります

ここもかなり大事ですね。

AIがどれだけ賢くなっても、あなた自身の経験、あなたが積み重ねてきた感覚、あなたがなぜその仕事をしているのかという理由までは、代わりに生きられません。

もちろん、AIにそれっぽく書かせることはできます。でも、それと本当にその人の中から出てきたものは、長く見るとやっぱり違うんですね。

世界観って、飾りではないんです。理念とかこだわりとか、人柄とか、そういうものが見えることで、なぜこの人なのかの理由が立ってくる。AI時代は、その部分の価値がむしろ上がっていくと思うわけです。

比較するとこうです。

  • AIでコンテンツを作っている人
  • AIでコンテンツを作りながら、自分の価値観や理由が見えている人

差になるのは、後者なんですね。前者は効率化ですが、後者は選ばれる理由まで作れます。

AIを使うかどうかではなく、AIがある世界でどう戦うかです

ここは少し整理しておきたいですね。

この話をすると、AIを使えばうまくいく、という方向か、AIは怖い、という方向のどちらかに寄りやすいんですが、私はそのどちらでもないと思っています。

大事なのは、AIが普及した世界で、何を差にするかを考えることなんですね。

便利なものは使えばいいです。私も使っています。でも、便利さだけでは埋もれます。なぜなら、みんなも使うからです。

だから、AIを使いながらも、その先で何を見せるのかが大事なんです。あなたが誰なのか。どんな価値観なのか。どういうこだわりを持っているのか。なぜこの仕事なのか。ここをちゃんと育てている人が、最後に強いわけです。

ツールではなく、地に足のついた あなた自身 が差になります

ここまでの話をまとめると、やっぱりこれなんです。

AIが何でもやってくれる時代に、結局 問われるのは あなた自身 です。ツールやノウハウは、みんなが使えるようになるほど差になりにくくなります。でも、その人が誰で、何を大事にしていて、なぜその仕事をしているのかは、簡単には代わりがききません。

だから大事なのは、AIを使うか使わないかではなく、AIが普及した世界でどう戦うかなんですね。答えはかなりシンプルで、地に足のついた あなた自身の魅力 を作ることです。これは、どの時代でも変わらない原則だと思うわけです。

昨日も今日もこの先も、結局はここなんですよね。

よくある質問

AIを使うと、みんな同じようになってしまいますか?

表面的には似やすくなります。ただ、その人の価値観や経験や理由まで見えている発信は、やはり差が出ます。なので、同じになるかどうかは、使い方より、その人自身が見えているかどうかにかかっていると思います。

AI時代に何を強化すればよいですか?

プロフィール、価値観、こだわり、なぜその仕事をしているのか、ですね。機能やノウハウの話だけではなく、その人に頼む理由が見える状態を作ることが大事です。

AIを使うのは悪いことですか?

悪いことではありません。便利なものは使えばいいと思います。ただ、AIがやってくれることそのものを差にしようとすると弱いので、その先で何を見せるかが大事なんですね。

P.S.

定食屋のおじさんに、なんで毎日こんなに来てくれるんですかね、と聞いたら、さあ、わからん。うまいからじゃないですか、と一言で終わりました。自信家かよと思ったけど、まあ確かにうまいんですよね。ああいう、理屈の手前にある感じって、やっぱり強いなと思いました。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。