どうも岩崎です。
最近、電車の自動運転の話題がニュースで出てましたね。
「安全性が高まる」「運転士の負担軽減」なんて期待されてますが、
一方で、いざ切り替えようとすると「現場の反発がすごい」とか。
新しいことって、正しいかどうかとは別に、最初は抵抗されるんですよね。
実はこれ、「人間の心理が悪い」って話じゃなくて、物理でも同じなんです。
ということで、今回は「慣性の法則」の話をビジネスに絡めて書いてみようと思います。

慣性の法則ってなに?
中学の物理で出てきましたよね。「止まってるものは止まり続ける」「動いてるものは動き続ける」っていうあれです。
つまり、動いてる時ほど加速しやすいし、止まってる時は動き出すのが大変ってこと。
これ、物理の話だけじゃなくて、人間の行動にもバッチリ当てはまります。
なんで動き出せないのか?
やるべきことがわかってるのに、なんとなく手がつかない。
それって、「やる気がない」とか「気合が足りない」とかじゃなく、
単に止まってる状態だから動きにくいだけです。
これって、たとえば家のソファにダラッと座ってたら、そのまま1時間スマホを見てしまうような感じと同じ。
逆に、朝から予定が詰まってたり、カフェでPC開いた瞬間にスイッチが入ることもあるじゃないですか。
最初の1歩さえ動けば、あとは自然と動き出すんです。
じゃあ、どうやって動き出すか?
ここでのポイントは2つ。
1つは、「ハードルを下げること」。
最初から大きな変化をしようとすると、そもそもエネルギーが必要になります。
たとえば「YouTubeを始める」ってなると、撮影して編集してサムネ作って…って考えただけで止まっちゃう。
でも、「今日、スマホで数分話すだけ」だったら、案外いけたりします。
もう1つは、「小さくでも動き続けること」。
止まってしまうと、また動き出すのが大変になります。
たとえば、週1回SNSで何か発信すると決める。
それが面倒なら、月1回の広告チェックだけでもOK。
とにかく止まらないこと。
止まらなければ、加速はできます。
ビジネスにおける「慣性」とは?
個人の行動だけでなく、会社やお店の判断も同じです。
- ずっと同じやり方を続けている
- なんとなく新しいチャレンジを後回しにしている
- 「変えたほうがいい」と思っているけど動いていない
これ、全部「慣性」が働いている状態です。
たとえば、昔から手書きで予約管理してるサロンが、「予約システム入れたら便利になるのはわかってる」けど
導入に踏み切れない。
それって、「今のままがラク」っていう慣性なんですよね。
変化のきっかけはちょっとした違和感
人が変化するのって、大きな危機よりも、
「これ、なんか合ってないかも」という日常の違和感から始まることが多いです。
なので、「あれ?今のやり方、ちょっと無駄かも?」
って気づいた時点で、それが動き出すきっかけになります。
慣性の法則は、「変化できない自分」を責める話ではありません。
むしろ、「変わらないのが自然」だと知っておくと、
ほんの小さな1歩が、大きな変化につながることが見えてきます。
ビジネスでも同じです。
止まっているものは動き出すのにエネルギーが必要。
でも動き出せば、加速していける。
だからこそ、止まりそうな時こそ何かしら動いておくことが大事なんです。
それでは!
P.S.
ちなみに私は「止まると一気にやる気なくす」タイプなので、
ブログも習慣で書いてます(笑)
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