お金を出しても出さなくても、情報はだいたい同じです

この記事の要点

  • 今の時代は、無料でも有料でも、情報そのものには大きな差が出にくいです。
  • 結果を分けるのは、情報の量より、今ある情報で動くかどうかです。
  • 情報は依存するものではなく、使い倒すものとして扱った方が前に進みやすいです。

どうも岩崎です。

以前、あるSNSの使い方を本格的に学ぼうと思ったことがあったんですね。

で、最初にやったことは、YouTubeやSNSでひたすら情報を集めることでした。2倍速で動画を見まくって、大事だと思ったことをメモして、良さそうなアカウントを100個くらい調べて、配信のタイミングや内容をひたすら記録して。トータルで2週間もあれば十分でした。しかも、かかったお金は1円もないです。

で、結果はちゃんと出たんですよね。

面白いのは、その後なんです。

100万円払っても、ノウハウ自体はほぼ同じでした

無料リサーチで結果が出た後、リサーチ中に一番良いと思った人の講座に参加してみたんですね。半年で100万円強の講座です。

で、どうだったかというと、ノウハウの内容は、無料でリサーチしたものとほぼ同じでした。

100万円強払っても、ノウハウ的には新しく得たものはほとんどなかったんです。

別にその講座を否定したいわけじゃないんですよ。サポートや環境や、強制的に動ける場としての価値を感じる人もいるでしょうし、それはそれで意味があります。

ただ、情報そのものの価値という意味では、無料でも有料でも、今の時代はだいたい同じものが手に入る、という現実はあるんですね。

もっと良い情報さえあれば、はけっこう危ないです

今はもう、情報そのものの希少性ってかなり下がっていますよね。昔みたいに、一部の人しか知らない情報を持っていること自体が、そのまま優位性になる時代ではないです。

にもかかわらず、もっと良い情報さえ手に入れば結果が出るはず、と思って、次々と新しいノウハウを探し続ける人がかなり多いです。

マーケティングの世界では、こういう状態を チャンス追求型 と呼んだりしますよね。

これ、かなり危ないんです。なぜかというと、情報を集めることが目的になってしまって、肝心の やる という行動がどんどん後回しになるからです。

情報が足りないから動けないんじゃなくて、動かないために情報を集め続けてしまう。そういうことって、普通にあるんですよね。

情報は、依存するものではなく、利用するものです

ここがかなり大事です。

情報は、結果を出すために依存するものではなくて、結果を出すために利用するものなんですね。

この感覚の違いは、結果にかなり影響します。

情報に依存している状態というのは、良い情報があれば自分は動ける、という感覚です。でもこの状態だと、いつまでも もっと良い情報 を探し続けることになります。

一方で、情報を利用している状態というのは、とりあえず今ある情報でやってみる、足りなければ足す、という感覚です。まず動く。課題が出たらまた調べる。このサイクルが早い人ほど、結果も早く出やすいんですね。

経験値は、やらないと手に入りません

私はスノボの話をよくするんですが、どれだけ動画でイメトレしても、実際に雪山に行くと、自分のイメージの20パーセントもできません。毎回そうです。

でも、やるしかないんですよね。経験値と精度は、やらないと手に入らないからです。

どれだけ良い情報を手に入れても、使いこなすためには実際にやってみた経験が必要です。そしてその経験は、お金を出しても買えないんです。

これは商売でも同じですね。広告も、発信も、導線も、コピーも、見ればわかった気になります。でも、実際にやると全然違う。やって初めて見えるズレがあるし、やって初めて精度が上がるんです。

情報量より、今ある情報で動けるかどうかです

整理すると、こういうことなんですね。

  • 情報は、お金を出しても、だいたい同じものが無料で手に入る
  • 大事なのは、情報そのものより、やってみた経験と精度
  • 経験は、やらないと絶対に手に入らない

次の情報を集めてから動こう、ではなく、今ある情報でとりあえず動く。この順番に変えるだけで、結果の出るスピードはかなり変わります。

ノウハウを追うほど前に進まない、ということもあります

ここ、少し逆説的なんですが、今の時代は 集客ノウハウを追えば追うほど結果が出にくくなる みたいなことも起こるんですね。

なぜなら、ノウハウが多すぎて、そっちに意識を取られすぎるからです。何を学ぶかばかり考えて、誰に、何を、どう伝えるか、という本質が後ろに下がってしまう。

だから、ノウハウを集めるより先に、自分は誰に届けたいのか、何を売るのか、どういう価値を伝えるのか、このあたりを固めた方が、何倍も結果につながりやすいんですよね。

お金を出しても出さなくても、情報はだいたい同じです

今の時代、無料か有料かで、情報そのものに決定的な差があることはかなり少ないです。もちろん、環境やサポートや強制力にお金を払う価値はあります。でも、情報だけを特別視しすぎると、前に進めなくなりやすいんですね。

大事なのは、今ある情報でまず動くことです。情報は依存するものではなく、使い倒すものなんです。やってみて、ズレて、直して、またやる。その経験と精度の積み重ねの方が、たぶんずっと価値があります。

だから、情報はガシガシ使い倒しましょう。でも依存はしないように。そこが分かれ道だと思うわけです。

それでは。

よくある質問

有料講座には意味がないのですか?

意味がないわけではありません。サポート、環境、強制力、質問できる場などに価値はあります。ただ、情報そのものにだけ期待しすぎると、思ったほど差を感じないことはあります。

無料の情報だけで本当に十分ですか?

基礎や全体像をつかむには十分なことが多いです。足りないところは後から有料で補っても良いですが、最初から 情報が足りないから動けない と考えるより、まずは今ある情報で動いてみた方が前に進みやすいです。

まず何を変えればいいですか?

次の情報を集めてから動こう、という順番をやめることですね。今ある情報で一度やってみて、そこで出た課題に対して必要な情報を足す。この順番に変えるだけで、かなり変わります。

P.S.

集客ノウハウを追えば追うほど結果が出にくくなる、というのは、情報が多すぎる今の時代らしい逆説ですよね。ノウハウより先に、誰に、何を、どう伝えるか、そこを固めた方が何倍も結果につながることは普通にあります。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。