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人が唯一関心を示す相手の原則は「◯◯な人」

どうも、岩崎です。

誰かと話していて、「この人、自分のことちゃんと聞いてくれてるなぁ」と思った瞬間、ちょっと心を許したくなる感じ。逆に、自分の話をほとんどスルーされて、一方的に自分のことばかり話されると、「この人とは距離を置こうかな…」って思っちゃうこと。

実はこれ、心理学的にもよく言われているものです。

人が他者に興味を持つ一番の理由は、「その相手が自分に関心を持ってくれるから」。これが、私たち人間の普遍的な原則なんですよね。

なぜ「自分に興味を持つ人」が支持されるのか?

心理学では「承認欲求」という言葉がよく出てきます。

簡単に言えば、「自分を認めてほしい」「自分の価値を理解してほしい」という人間の根本的な願望のことです。この承認欲求が満たされると、人はその相手に対して好意的な感情を抱きやすくなるんですよ。

たとえば、こんなシーンをイメージしてみてください。

美容師さんの例

2人の美容師さんがいるとします。

  1. カット技術が抜群だけど、無言で作業を終える美容師さん
  2. 「普段どんな髪型で過ごしてますか?」とか、「今日は特別な予定でもあるんですか?」と話しかけてくれる美容師さん

どっちを次回も選びますか?

おそらく、ほとんどの人が2番目の「自分に興味を持ってくれる美容師さん」を選ぶと思います。なぜなら、単に髪型を整えるだけじゃなくて、自分に寄り添ってくれている感じがするから。

これ、仕事でも同じなんです。

誰かに選ばれる人や信頼される人って、「相手に関心を寄せる」ことが自然とできる人なんですよね。

実績や経験だけじゃ、心は動かせない

ここで少し違う視点で考えてみましょう。

「じゃあ、技術や経験が豊富な人が一番じゃないの?」って思うかもしれません。でも実際、これだけじゃ人は選ばないんです。

たとえば、美容師さんの例に戻ると、経験5年の美容師さんと、経験10年の美容師さんがいたとして、素人の私たちにはその違いって正直よくわかりませんよね。

経験年数そのものよりも、「この人が自分にとってどれだけ価値を提供してくれるか」が判断基準になるんです。

つまり、「私は経験10年のプロです!」と言うだけでは、お客さんの心には響かない。

むしろ、その経験をどう活かして「あなたの悩みを解決しますよ」と伝えられるかが重要なんです。

「自分に興味を持つ」ための3つのポイント

じゃあ具体的にどうやって「自分に興味を持っている」と相手に感じてもらえるのか?

ここで簡単なポイントを3つお伝えしますね。

1. 質問をする

まずはシンプルに質問をしてみましょう。

「最近どんなことで困ってますか?」とか、「どんな結果を目指してますか?」みたいに。相手の状況を知るための質問をするだけで、「この人、自分に関心があるんだ」と思ってもらえます。

2. 共感を示す

質問して終わりじゃダメです。その答えに対して共感を伝えるのも大事。

「それ、わかります。私も同じ経験があります」とか、「それを解決できたら本当に楽になりますよね」みたいに、一言添えるだけでOK。

3. 具体的な提案をする

最後に、相手の悩みに応じた具体的な提案をしてみましょう。

「これがいいですよ」とか「こんな方法もありますよ」って教えてあげると、相手は「自分のことを本気で考えてくれている」と感じます。

一貫性の原理を使って信頼を築く

ここでちょっと心理学の話を挟みますね。

「一貫性の原理」という言葉を聞いたことありますか?これ、人間が一貫した行動やメッセージに対して信頼を寄せる性質のことです。逆に、言ってることとやってることが矛盾していると、どんなに実績があっても信頼を失ってしまうんです。

たとえば、健康食品を売っている人がSNSでジャンクフードばかり食べている姿を投稿していたらどう思います?「言ってることとやってることが違うな…」って思って、信用できなくなりますよね。

だからこそ、発言や行動に一貫性を持つことが信頼を築くために必要なんです。

返金保証の裏側を知る

最後に、返金保証について少し触れておきますね。

たしかに返金保証って「安心感」を与えるための強力なツールですが、実はこれだけでは信頼を築けないこともあります。

人は、よほどのギャップを感じない限り返金を求めません。Amazonでも返金保証はありますが、実際に返金されるケースは少ないですよね。

それよりも、返金保証を設ける前に、「共感」「実績」「安心感」をどう伝えるかが大事。これがないと、どんな保証をつけても信頼は生まれないんです。

つまり、人が唯一関心を示す相手とは?

結局のところ、人が唯一関心を示す相手は、「自分に興味を持ってくれる人」。

これを忘れずに行動するだけで、あなたが誰かから選ばれる確率は大きく変わります。

次に誰かと接する時、ぜひ「相手に興味を持つ」ことを意識してみてください。

ではまた!


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。