同じことを続けてやるより、あえて混ぜた方が身につきやすいです

この記事の要点

  • 同じ種類のことをまとめて練習すると、できている感は出ますが、実戦で使えないことがあります。
  • いろいろな種類を混ぜて取り組む方が、脳は毎回考え直すので、定着や応用に強くなりやすいです。
  • 少しやりにくいと感じる学び方の方が、結果的に力になっていることが多いです。

どうも岩崎です。

勉強でも練習でも、同じ種類のことをまとめてやった方が効率が良さそうに見えますよね。

数学なら数学だけ。英語なら英語だけ。あるいは同じ技術を何度も繰り返して、まずはそれを固める。

一見かなり正しそうですし、実際やっている時も進んでいる感じは出やすいです。

でも、ここに少し落とし穴があるんですよね。

今日は、その話をします。

同じことを続けてやると、できている感はかなり出ます

同じ種類の問題を続けてやると、途中からかなりスムーズになります。

さっきも似たものをやったので、解き方も見えている。手も動く。なので、できている感じが出るんですよね。

これ自体は悪いことではないです。

ただ、このできている感が、そのまま本当に身についているかというと、少し別の話だったりします。

練習ではできるのに、本番で使えないことがあります

ここが厄介なんですが、同じ種類のことばかり続けていると、その場ではできるんです。

でも、いざ順番が崩れたり、別の問題と混ざったり、実際の場面で急に出てきたりすると、あれ、どう解けばいいんだっけ、となることがあります。

つまり、練習の中ではできていたのに、現場では使えない、ということが起きやすいんですよね。

わかっているつもりが積み上がるけど、応用にはつながっていない。ここが問題なわけです。

あえて混ぜた方が、脳はよく働きます

ここで大事なのが、問題や課題をあえて混ぜることです。

同じ種類をまとめてやるのではなく、少しバラバラにする。

そうすると、脳は毎回考え直さないといけないんですよね。

これは今どの種類なのか。どのやり方でいくべきか。さっきの解き方でいいのか。それとも別か。

この考え直す作業が入ると、脳への負荷が上がります。

そして、この負荷がある方が、実は記憶にも残りやすいわけです。

楽に感じるやり方が、強いやり方とは限りません

ここってかなり大事だと思うんですが、学習って、楽に感じるやり方が必ずしも強いやり方ではないんですよね。

同じものを続けてやる方が、気持ちはラクです。進んでいる感じも出ます。

でも、脳としてはあまり考えなくても進めてしまうので、刺激が弱いことがあります。

逆に、少し不便で、少し面倒で、少し考え直さないといけない方が、結果的には力になりやすいわけです。

混ざっているからこそ、応用力が育ちます

実際の現場って、たいてい整理された順番では来ないですよね。

試験でも、仕事でも、撮影でも、次に来るものがきれいに並んでいることは少ないです。

だから、最初から少し混ざった状態で練習しておいた方が、現実には近いんですよね。

その都度判断する。毎回選び直す。そういう練習の方が、結局は応用力につながります。

写真も、条件がバラバラな中で撮る方が力になります

写真でもこれをかなり感じます。

同じ被写体を、同じ光で、同じ条件でずっと撮る練習ももちろん意味はあります。

でも、本当に力がつくのは、条件が毎回違う中で撮る時なんですよね。

光が違う。場所が違う。被写体が違う。空気感も違う。そのたびに、今回はどう撮るかを考え直すことになる。

しんどいですが、その分だけ対応力がつきます。

撮影スキルって、整った環境だけで育つものではなくて、むしろバラつきの中で育つんですよね。

効率を求めすぎると、逆に遠回りになることがあります

効率よくやりたい気持ちはよくわかります。

でも学びに関しては、やっている最中にラクなものが、あとから見ると遠回りになっていることがあります。

逆に、その場では少し不便で、少し進みが悪く見えるものの方が、長い目で見ると定着していたりします。

なので、効率という言葉だけで判断しない方がいいんですよね。

少しシャッフルするだけでも、学び方は変わります

ここで大事なのは、全部をバラバラにしろ、という話ではないです。

少し混ぜるだけでも違います。

読む本の順番を変える。ブログのネタを少し散らす。練習する内容を一種類だけに固定しない。

そのくらいでも、脳は毎回考え直すようになります。

まずは、少しだけシャッフルする。このくらいからで十分だと思います。

同じことを続けてやるより、あえて混ぜた方が身につきやすいです

同じ種類のことをまとめてやると、できている感は出やすいです。

でも、本当に定着させたいなら、少し混ぜた方が強いことがあります。

混ざっていると、脳は毎回考え直さないといけない。だから少し面倒です。でも、その面倒さが学習には効くわけです。

楽に感じる方法が、必ずしも身につく方法ではない。ここを知っておくだけでも、学び方はかなり変わると思います。

それでは。

よくある質問

最初から全部ランダムにした方がいいのですか?

最初に基本をつかむ段階では、ある程度まとめてやるのもありです。ただ、そのあとに混ぜる練習を入れた方が定着や応用につながりやすいです。

混ぜると難しすぎて進まない気がします

最初は少しやりにくく感じると思います。でも、その考え直す負荷が定着には効きます。全部ではなく、少しだけ混ぜるところから始めるとやりやすいです。

どんなことに応用できますか?

勉強だけでなく、ブログのネタ出し、読む本の順番、練習メニューの組み方などにも応用できます。要は、少しバラつきを入れることです。

P.S.

広告写真の現場って、本当に毎回条件が違います。商品、人物、建築、料理とジャンルも違えば、光も空気も全然違う。最初はかなりしんどかったですが、今思うとあのランダムさが一番力をつけてくれました。一つのジャンルだけをずっと撮っていたら、今の自分はたぶんなかったと思っています。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。