どうも、岩崎です。
前回、今の時代は「集客の情報やノウハウを追いかけるだけでは結果が出ない」という話をしました。
例えば、かつては「SEOをやればうまくいく」とか「Instagramを活用すれば売上が伸びる」といった時代がありました。
でも、どうでしょう? 今や情報やノウハウが簡単に手に入るようになった結果、どのビジネスも同じようなことをしている状況ですよね。
つまり、特別感や差別化が失われ、何かを「やれば成果が出る」という時代は終わりました。
これからの時代に必要な「本質的な力」とは?
じゃあ、どうすればいいのか?
必要なのは、情報やノウハウの追求ではなく「本質的な力」を磨くことなんです。
「本質的な力」とは何かというと、高い次元ですべてを包括するビジネスの土台となる力のことです。
そして、それを一言で表すなら、「人を動かす力」と言えます。
「人を動かす力」には2種類あります。
- 他人を動かす力
- 自分を動かす力
今回は、このうち「他人を動かす力」についてお話しします。
他人を動かす力とは?
「他人を動かす力」とは、押し売りをせずに、お客さんを自然とファン化して信頼を築き、売上を最大化する力のこと。
簡単に言うと、「売りたい!」って押し付けなくても、お客さんが「この人から買いたい」と思う状態を作ることです。
これを実現するために最適な手法が、「DRM(Direct Response Marketing)」です。
DRMとは?
DRMとは、簡単に言えば、「お客さんの反応を直接引き出して売上を作る」マーケティング手法のことです。
例えば、チラシを配布したり、SNSで投稿したり、メールを送ったりといった行動も、すべてDRMの一部。
ただし、重要なのは「お客さんとの信頼関係」を土台にしている点です。
「売りたい!」じゃなくて、「あなたから買いたい」と思わせる仕組みを作る。これがDRMの目指すところです。
DRMの説明でわかりやすいのはHotSpot
最近の購入動機について考えると、多くの場合、企業のダイレクトレスポンスマーケティング(直接反応マーケティング)が影響しています。顧客中心でターゲットを絞り、具体的なオファーと緊急性を持たせることで即時の行動を促します。主な戦略にはソーシャルメディア広告、リファラルプログラム、メール、ディスプレイ広告、ダイレクトメールなどがあり、ニューヨークタイムズやUberEatsなどの企業が成功例として挙げられます。
HubSpot
DRMの具体例
DRMを少し具体的にイメージしやすくするために、簡単な流れをお伝えしますね
1. まず、あなたを必要としているお客さんを探します。
→ 自分の商品やサービスを本当に必要としている人を見極める。
2. そのお客さんにあなたの良さを伝えます。
→ 商品やサービスの価値を、相手に伝わりやすい形で届ける。
3. お客さんは喜んでお金を払ってくれるようになります。
→ 「価値がある」と感じてもらえた結果、購入につながる。
4. 結果的に、お客さんもあなたも両方ハッピー!
→ お客さんは満足し、あなたは売上を得る。そして良い関係が続く。
これが、DRMの基本的な流れです。
人を動かす力が大事な理由
DRMは、「お客さんの行動を引き出す力」です。
具体的には、こんな行動の確率を上げることにフォーカスしています
- チラシを読んでもらう確率
- メールを開封してもらう確率
- 広告をクリックしてもらう確率
- 高単価の商品を購入してもらう確率
- リピートしてもらう確率
- 口コミや紹介をしてもらう確率
要するに、「結果を出す」ためには、お客さんに具体的な行動を起こしてもらう必要がありますよね。
DRMは、こういった行動を引き出すための仕組みなんです。
DRMがもたらす結果
DRMを取り入れることで、次のような結果を得ることができます:
1. 売上が増える
実際に、DRMを導入したクライアントさんで、売上が3倍以上、客単価が2倍に増えた例があります。
2. 自由な時間が手に入る
効率的に売上を作れるようになるので、働く時間を減らしてライフスタイルを自由に選べるようになります。
3. お客さんとの信頼関係が深まる
押し売りではなく信頼をベースにした関係が築けるので、お客さんが自発的にあなたを応援してくれるようになります。
4. やりがいと誇りが生まれる
自分の価値を実感できるようになり、仕事がより楽しく、誇りを持てるものになります。
5. スタッフとの良い関係が築ける
スタッフにも無理な負担をかけず、良い職場環境を整えることができます。
人を動かす力がすべて
これまでの話をまとめると、「情報やノウハウを追いかける時代は終わった」ということです。
これから必要なのは、「人を動かす力」を磨くこと。これが、結果を出すための最短ルートです。
次回は、この「他人を動かす力」に加えて、もう一つ重要な「自分を動かす力」についてお話しします。
ではまた!
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