どうも岩崎です。
「なんであの人は何をやっても続くのに、自分は続かないんだろう…」
こんなふうに思ったこと、ありませんか?
実は、仕事が続くかどうかは「意志の強さ」だけの問題じゃないんです。
脳科学的に見ると、「続く人」と「途中で辞める人」には明確な違いがあります。
人間の脳には「報酬系」と呼ばれる仕組みがあって、簡単に言うと「これをやると楽しい」「これはやる価値がある」と感じることで行動を継続しやすくなるんです。
例えば、好きなゲームなら何時間でも続けられるのに、苦手な勉強はすぐに飽きる。
これって、脳が「楽しさ」や「成長の実感」を感じられるかどうかの違いなんですね。
じゃあ、「仕事が続く人」はどうやってこの報酬系をうまく活用しているのか?
逆に「途中で辞めてしまう人」は何が足りないのか?
今回は、その違いについて話していきます。

仕事が続く人の特徴
1. 目的を明確にしている
仕事を続けられる人は、目の前の作業だけを見ていません。
「これをやることで、どんな未来が手に入るのか?」
こういう視点を持っています。
例えば、料理人を目指す人なら「いずれは自分の店を持ちたい」とか、
営業職なら「〇年後には独立してフリーで稼ぎたい」とか。
ゴールがあるからこそ、日々の積み重ねにも意味を感じることができるんです。
逆に、辞めてしまう人は「なんのためにやっているのか」が曖昧になりがち。
目の前の仕事がただの作業になってしまうと、モチベーションが続きません。
2. 小さな達成感を積み重ねている
人の脳は「達成感」を感じることで、ドーパミンが分泌され、やる気が続くようにできています。
仕事が続く人は、意識的に小さな成功体験を作っています。
例えば、
- 一日の目標を決めて、それを達成する
- 「今日はここまでやった」と自分で振り返る習慣をつける
- 少しでも成長を感じられるように記録をつける
こうした工夫をしているんです。
一方、途中で辞める人は「成果が出ない」と感じると、すぐにやる気を失います。
でも、それは「成果を感じる工夫」をしていないだけだったりするんです。
3. 環境を整えている
続く人は「自分が続けやすい環境」を意識的に作ります。
例えば、
- 職場の人間関係が良好な場所を選ぶ
- やる気が出るように仕事場を整える
- 集中できる時間を確保する
こういう「続けやすい環境」を整えることで、無理なく続けられるんです。
逆に辞める人は「環境のせい」にしてしまいがち。
「職場が合わない」「やる気が出ない」といって、何も変えずに終わってしまいます。
でも、本当に仕事を続けたいなら、自分のほうから環境を整える努力も必要です。
4. 完璧を求めすぎない
途中で辞めてしまう人の共通点のひとつが、「最初から完璧を求める」こと。
「うまくできないから、自分には向いていない」
「失敗が多いから、もう無理かも」
こういう考え方になりがちなんです。
でも、仕事が続く人は最初から「うまくできるわけがない」と思っています。
だからこそ、最初の失敗を「当たり前」と受け止めて、改善しながら進んでいけるんです。
まとめ
結局、仕事が続くかどうかは「才能」や「意志の強さ」だけじゃなくて、
「続けるための工夫をしているかどうか」で決まります。
続けられる人は、
- 目的を明確にしている
- 小さな達成感を積み重ねている
- 環境を整えている
- 完璧を求めすぎない
こういったことを意識しているんですね。
途中で辞めてしまう人も、「自分は続かない人間なんだ」と思い込む必要はありません。
ちょっとした工夫を加えるだけで、仕事に対する考え方が変わり、続けやすくなります。
あなたがもし「続かない…」と悩んでいるなら、まずはどれか一つでも試してみてください。
ではまた!
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