「マーケティング部って、10年後ほんとにあるの?」AI時代に生き残る“人の仕事”とは?

どうも、岩崎です。

最近よく聞きますよね、「AIで仕事がなくなる」とか「クリエイティブもAIがやる時代」って話。

で、日経クロストレンドに面白い記事があったんですよ。

「10年後、マーケティング部はあるか?」

いやもう、タイトルからしてド直球。

でも読んでみたら、「消える」じゃなくて「進化する」って話なんですよね。

むしろ今がチャンスなんじゃないの?と思わされる内容でした。

AIがやってくれること、もうめちゃくちゃ多いです

実際、AIの進化はすごいですよね。

  • メルマガの叩き台
  • 市場リサーチ
  • 写真・バナーの初案生成

こういう「頑張らなくていい作業」は、すでにAIで回せちゃう。

私の現場でも、8時間かけてた作業が30分で済むこと、ほんとにあります。

でもそれって裏返すと、「考えてない人」がすぐバレる時代になったとも言えるんですよ。

マーケターの仕事は2つに分かれる

記事の中で特に印象的だったのが、「マーケターの仕事は2つしかない」って話。

  1. 確率の管理(=AIが得意)
  2. 価値の創造(=人間にしかできない)

はい、これですね。

広告の運用、数値分析、ABテスト…こういう「勝率を上げる仕組み」はAIに任せてOK。

でも、「何をどう伝えるか」は、まだまだ人間の仕事なんですよ。

価値って、どこから生まれるのか?

この「価値の創造」って、すごく抽象的なんですけど、

私の答えはシンプルで。

感情と体験からしか生まれない。

AIが写真を撮っても、

「この瞬間を見せたい」っていう気持ちは宿らない。

AIが文章を書いても、

「これが伝わったら嬉しい」って感情はにじまない。

だからこそ、「何を伝えるか」を考える時間こそ、これからの人の仕事なんですよね。

これからのマーケターがやるべきこと

もしあなたが、マーケティングやコンテンツ発信に関わっているなら。

これからやるべきは、“作業”をAIに任せて、自分は“価値”に集中するってこと。

たとえば

  • 「誰に届けるか」を真剣に考える
  • 「なぜそれを伝えたいか」を言語化する
  • 「届けたあと、相手がどう感じるか」まで設計する

これができる人こそ、10年後も“残っている側”になると思うわけです。

AIが当たり前になるほど、“人間らしさ”が問われる

AIの進化が怖いか?と聞かれたら、

私は「むしろありがたい」と答えます。

ただ、だからこそ浮き彫りになるのが、人間にしかできない仕事なんですよね。

価値を伝える。感情を動かす。関係性をつくる。

この部分をサボってる人は、どんどん淘汰されていく。

P.S

ちなみに最近、自分で作ってる講座のスライドでも、

「この構成って、誰の感情に届くんだっけ?」ってめちゃくちゃ問い直してます。

あなたは、AIに何を任せて、何を自分で考えますか?


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。