どうも、岩崎です。
「昨日の夜、何食べたっけ?」とか「さっきまで覚えてたのに…」なんてこと、ありませんか?
人間の脳は、実はかなり忘れやすくできています。だからこそ、記憶に残る仕組みを知っておくと、仕事でもプライベートでもかなり役立つんですよね。
今日は、「記憶力を高めるために脳がどう働いているのか」、そして「どうすれば覚えやすくなるのか」について話していきます。

記憶のメカニズムとは?
まず、大前提として「覚えたつもりが忘れる」のは普通のこと。脳には情報を取捨選択する仕組みがあって、すべてを記憶していたら逆にパンクしてしまいます。
じゃあ、どうすれば忘れにくくなるのか?
ポイントは3つ。
- 記憶の定着には「感情」が重要
何かを覚えるとき、強い感情が動くと記憶に残りやすいんです。たとえば、学生時代に好きな人と話したときのことは覚えているのに、授業の内容はすぐ忘れる…みたいなこと、ありますよね?
だから、記憶したいことに「自分なりの意味づけ」をするのがポイント。
- 繰り返し思い出すことが大事
一度覚えたことでも、思い出さなければどんどん消えていきます。「エビングハウスの忘却曲線」という研究があって、人は何もしなければ1日後には約7割の情報を忘れるんですよね。
でも、定期的に復習すると忘れにくくなる。だから、覚えたいことは「24時間以内にもう一度見直す」とか、「1週間後にもう一度確認する」とか、スケジュールに組み込むのが大事です。
- 視覚的に覚えると効果的
ただ聞いたり読むだけより、実際に書いたり、図にしたりするほうが記憶に残りやすい。脳は「映像」で記憶するのが得意だから、メモを取るときも単なる文字だけでなく、イラストを交えたり、色をつけたりすると効果的です。
記憶力を上げる具体的な方法
- ストーリーにして覚える
単なる情報の羅列ではなく、物語としてつなげて覚えると、忘れにくくなります。
たとえば、歴史の年号を覚えるのが苦手な人は、単に「1868年 明治維新」ではなく、「江戸から明治に変わったとき、人々の生活はどうなったのか?」みたいにストーリーとして考えると覚えやすい。
- 体を動かしながら覚える
歩きながら暗記すると、脳が活性化して記憶しやすくなるという研究結果もあります。勉強だけじゃなく、プレゼンの内容を覚えたいときにも使えますね。 - 寝る前に復習する
睡眠中に記憶が整理されるので、寝る直前に覚えたいことを復習すると、記憶に定着しやすくなります。
まとめ
記憶力を上げるには、単に「頑張って覚える」だけじゃなく、「脳の仕組みを利用する」のが大事。
たとえば、好きな映画のセリフって、頑張って暗記したわけじゃないのに覚えてたりしますよね? それは、ストーリーの流れの中で自然と記憶に残ってるから。
仕事で大事なことも、単なる「情報」ではなく「意味」を持たせてストーリー化する。何度も思い出す。視覚的に覚える。この3つを意識するだけで、忘れにくくなるんです。
覚えるのが苦手だからと諦めるんじゃなく、「どう覚えたら忘れにくいか?」を考えるのが大事ですね。
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